Macbook Pro 15インチ Early 2011年モデルのdGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)問題再びです。
すでにAppleで保守パーツは無くAppleでは修理はできないので、AMD Radeon HD 6750MのdGPU(ディスクリートGPU)を使わず、iGPU(内蔵GPU / Intel HD Graphics 3000)で起動するように固定する方法を試してみました。
- MacBook Pro 15インチ Early 2011年モデルの症状
- 実行してみて有効でなかったGPUの不具合の解決法
- MacBook Pro 2011年モデルのAMDのGPUを停止して内蔵GPUで起動
- AMDのGPUを停止して内蔵GPUから起動する方法の補足
- 手順1 シングルユーザモードで起動
- 手順2 内蔵のGPUに固定
- 手順3 verboseモードで起動する設定に
- 手順4 内蔵のmacOS復元システムからMacを起動
- 手順5 SIP(システム整合性保護)を無効に
- 手順6 再度内蔵のGPUに固定しverboseモードで起動する設定に
- 手順7 Macのディスクをマウント
- 手順8 AMDRadeonX3000.kextの移動先ディレクトリを作成
- 手順9 AMDRadeonX3000.kextを移動
- 手順10 システムのExtensionsを反映させ設定完了
- 手順11 verboseモードと SIP(システム整合性保護)を元に戻す
- 手順12 Mac App Store の自動アップデート設定をオフに
- High Sierraのセキュリティアップデートを実行して起動しない場合の解決法
- これからHigh Sierraのセキュリティアップデートを実行する方へ
- PRAM(NVRAM)クリアに要注意
MacBook Pro 15インチ Early 2011年モデルの症状
Macを起動すると林檎マークの画面から進まず再起動を繰り返す状態に。画面はピンク色の横線が表示されている状態です。3回目ですが前回(2016年)より画面の乱れは少なく、文字はなんとか見えるレベルです。前回の症状の記事はMacBook Pro 15 Early 2011(ビデオ問題)がAppleから戻ってきましたです。
Appleのリペアプログラムでリコール(無償修理)対象モデルとなってたのでロジックボードを交換しましたが、根本的な解決にはなっていなかったようです。
次の画像は、後ほど紹介する手順 1 のシングルモードで起動した際の画面です。
とはいえ2011年モデルなので製品寿命としては納得できるものの、愛着のあるMacBook ProでSSDに交換して速度的に不満は無いし、AMDのGPUの不具合だけで捨ててしまうのは勿体無いですね!
AMDのGPUをハードウェア的に無効にするModボード「MuxHat」やロジックボードをオーブンやヒートガンで熱する方法などありますが、費用がかからず安全?でシンプルな方法を探しました。
実行してみて有効でなかったGPUの不具合の解決法
GPUの切り替えや固定ができるアプリのgfxCardStatusをインストールできれば、もしかすると考え、色々と調べながら以下の対策を実行してみましたが、上手い事いかなかったです。
- NVRAM または PRAM をリセット(option + command + P + R)
- セーフモード(shiftキー)で起動
- Apple Hardware Test(Dキー)で起動
- 内蔵のmacOS復元システム(Command + R)で起動
- SIPを無効化できるらしい(Command + S + R)の起動
Macが起動しないし、gfxCardStatusがmacOS High Sierraでうまいこと動作しないようなので、アプリをインストールする方法は諦めました。
シングルユーザーモード(command + S)のみMacが起動しましたが、OS X 10.11 El Capitan以降で採用されているSIP(システム整合性保護)を無効にできないため、シングルユーザーモードでシステムファイル(AMDのカーネル)を移動する対処法は有効ではありませんでした。
MacBook Pro 15インチ Early 2011年モデルのAMDのGPUを停止して内蔵GPUで起動
内蔵のmacOS復元システム(Command + R)で起動して、SIP(システム整合性保護)を無効にして内蔵GPUに固定できるバッチリの対処法がありました。
Works for macOS Sierra and High Sierra (Improved version) · GitHub
次の対処法は、上記のウェブサイトからの引用です。
記事を書かれた方 Artem Kirienko の環境は、Macbook Pro 2011 15インチ(2 GHz Intel Core i7)で、macOS High Sierra Version 10.13.6 17G5019とのことです。
※私の環境も同じmacOS High Sierraで10.13.6ですが17G8030でした。
※シングルユーザーモードでデータをUSBドライブにバックアップする方法は、OSX backup from Single User Modeなどに方法が記載されています。
※以下に記載の色が付いているコマンド部分が閲覧環境によって折り返していると思いますが改行はありません。次の項目で解説をしていますので参考にして頂ければ幸いです。
- boot using
Command + s
- manually type
nvram fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9:gpu-power-prefs=%01%00%00%00
and run it - manually type
nvram boot-args="-v"
and run it - reboot
- boot using
Command + r
(this time it boots fine, no grey screen) - disable SIP: manually type
csrutil disable
and run it - manually type
nvram fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9:gpu-power-prefs=%01%00%00%00
and run it - manually type
nvram boot-args="-v"
and run it - reboot
- boot using
Command + s
- manually type
/sbin/mount -uw /
and run it - manually type
mkdir -p /System/Library/Extensions-off
and run it - manually type
mv /System/Library/Extensions/AMDRadeonX3000.kext /System/Library/Extensions-off/
and run it - manually type
touch /System/Library/Extensions/
and run it - reboot
AMDのGPUを停止して内蔵GPUから起動する方法の補足
前述の方法で問題はありませんが、備忘録を兼ねた補足です。
※キーを同時押ししてMacを起動する際は、Appleロゴとプログレスバーが表示されたらキーを離してもOKです。
手順1 シングルユーザモードで起動
Macの電源を入れて、command+sの同時押しで、シングルユーザモードで起動します。
画面に文字列が流れるので停止するまで待ちます。※私の場合何故か リターンキーを押さないと :/ root#
と表示されず、文字を入力できる状態になりませんでした。
手順2 内蔵のGPUに固定
次にメモリに記憶されているGPUの設定をnvram
コマンドを実行して、AMDのGPUに切り替わらないように内蔵のGPUに固定する内容に書き換えます。
nvram fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9:gpu-power-prefs=%01%00%00%00
nvram以降の文字列の意味は、GUID:NVRAM Variable=内蔵GPUの値 となります。
手順3 verboseモードで起動する設定に
これでmacOS復元システムで起動するようになりますが、何かしらトラブルがあった場合にエラーが表示されると便利なので、以下のコマンドを実行して、起動プロセスやエラーをテキストベースで表示する設定にします。
nvram boot-args="-v"
手順4 内蔵のmacOS復元システムからMacを起動
ここまでで、内蔵のmacOS復元システムからSIP(システム整合性保護)を無効にする手順が整いました。以下のコマンドを実行します。
reboot
Macが再起動するので、command+rを同時押ししながら起動します。
手順5 SIP(システム整合性保護)を無効に
Mac の起動後に言語選択の画面が表示されるので、言語を選択すると次のような画面が表示されます。※ MacBook Pro のスクリーンを直で撮影したので、画像が汚くて申し訳ありません。
画面上部にあるメニューの「ユーティリティ」にある「ターミナル」をクリックして、ターミナルを起動。SIP(システム整合性保護)を無効にするために以下のコマンドを実行します。
csrutil disable
成功すると「Successfully disabled System Integrity Protection. Please restart the machine for the changes to take effect.」と表示されます。
手順6 再度内蔵のGPUに固定しverboseモードで起動する設定に
csrutil disable のコマンドに続けて、以下のコマンドを順番に実行していきます。
コマンドの内容は、再度AMDのGPUに切り替わらないように内蔵のGPUに固定する内容に書き換え、verboseモードを設定して再起動となっています。
nvram fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9:gpu-power-prefs=%01%00%00%00
nvram boot-args="-v"
reboot
再起動の後にcommand+sを同時押しの「シングルユーザモード」で起動します。
手順7 Macのディスクをマウント
手順7からは、dGPUのAMDRadeonX3000.kextを読み込まないようにする作業になります。
手順1のシングルユーザーモードと同じで入力できる状態になってから、読み書きできる状態でディスクをマウントするmount
コマンドを実行します。
/sbin/mount -uw /
手順8 AMDRadeonX3000.kextの移動先ディレクトリを作成
mkdir
を実行してディレクトリを作成します。ディレクトリ名や場所は自由です。/temp などでも問題はありません。
mkdir -p /System/Library/Extensions-off
手順9 AMDRadeonX3000.kextを移動
mv
を実行して、手順8で作成したディレクトリにファイルを移動します。
mv /System/Library/Extensions/AMDRadeonX3000.kext /System/Library/Extensions-off/
手順10 システムのExtensionsを反映させ設定完了
touch
を実行して、Extensionsディレクトリのタイムスタンプを変更更新して反映させます。
touch /System/Library/Extensions/
reboot
を実行すると再起動します。これで内蔵GPU固定でMacが起動するはずです。
reboot
手順11 verboseモードと SIP(システム整合性保護)を元に戻す
※ 手順11 は、2020年7月19日に追記しました。
Mac の電源を入れて、command+rの同時押しで、リカバリーモードで起動します。
Mac の起動後に言語選択の画面が表示されるので、言語を選択すると次のような画面が表示されます。※ MacBook Pro のスクリーンを直で撮影したので、画像が汚くて申し訳ありません。
画面上部にあるメニューの「ユーティリティ」にある「ターミナル」をクリックして、ターミナルを起動。
ターミナルで以下のコマンドを入力して、順番に実行(リターンキーを押す)します。
NVRAM (不揮発性ランダムアクセスメモリ) に保存されている Mac の起動方法(boot-args)を -d
オプションでリセットします。これで、白い文字列が画面に表示される verboseモードで起動しなくなります。
nvram -d boot-args
次に SIP(システム整合性保護)を有効化(enable
)します。
成功すると「Successfully enabled System Integrity Protection. Please restart the machine for the changes to take effect.」と表示されます。
csrutil enable
reboot
と入力して、Mac を再起動します。
reboot
手順12 Mac App Store の自動アップデート設定をオフに
※ 手順12 は、2020年7月19日に追記しました。
macOS のアップデートは、AMDRadeonX3000.kext を再インストールするので、Mac の起動時にフリーズする原因になります。
システム環境設定にある App Store の設定項目は、「アップデートを自動的で確認」のみチェックあり、もしくは全てチェック無しをお勧めします。特に「システムデータファイルとセキュリティアップデート」にチェックが入っていると自動的にアップデートされてします。
以上で、GPU の不具合の対処法の作業は終了です。
High Sierraのセキュリティアップデートを実行して起動しない場合の解決法
これからセキュリティアップデートをする方は、このブログの記事 GPUを無効化したMacBook Pro 2011でmacOSをアップデート を参照ください。
2019年9月26日に公開されたセキュリティアップデート2019-005をApp Storeからアップデートしてみました。
※ セキュリテイアップデートのバージョンは関係なく最新のバージョンでも有効な手段になります。
懸念の通り、やはりMacが起動しない。
林檎マークは表示されますが、プログレスバーが途中で止まったまま再起動を繰り返します。
今回は内蔵GPUに固定して起動するように設定済みの為、MacBook Pro 15インチ 2011年モデルの画面の乱れはありませんでした。
ということは、AMDRadeonX3000.kextをシステムに読み込ませないように別の場所に移動させましたが、セキュリティアップデート2019-005で復活したということですね。
shiftを押しながらMacをセーフモードで起動して、/System/Library/Extensions/
ディレクトリに「AMDRadeonX3000.kext」が配置されてるのを確認しました。
今回は、以下の手順でMacが正常に起動するようになりました。
手順1 SIP(システム整合性保護)を無効に
Macをcommand+rを同時押ししながら起動します。
起動後に画面上部にあるメニューの「ユーティリティ」にある「ターミナル」をクリックして、ターミナルを起動。SIP(システム整合性保護)を無効にするために以下のコマンドを実行します。
csrutil disable
成功すると「Successfully disabled System Integrity Protection. Please restart the machine for the changes to take effect.」と表示されます。
次に再起動する為に以下のコマンドを実行します。
reboot
Macが再起動したらcommand+sを同時押ししながらシングルユーザモードで起動します。
手順2 Macのディスクをマウント
ここからAMDRadeonX3000.kextを読み込まないようにする作業になります。
読み書きできる状態でディスクをマウントするmount
コマンドを実行します。
/sbin/mount -uw /
手順3 AMDRadeonX3000.kextの移動先ディレクトリを作成
mkdir
を実行してディレクトリを作成します。ディレクトリ名や場所は自由です。
mkdir -p /System/Library/Extensions-off
手順4 AMDRadeonX3000.kextを移動
mv
を実行して、手順3で作成したディレクトリにファイルを移動します。
mv /System/Library/Extensions/AMDRadeonX3000.kext /System/Library/Extensions-off/
手順5 システムのExtensionsを反映させ設定完了
touch
を実行して、Extensionsディレクトリのタイムスタンプを変更更新して反映させます。
touch /System/Library/Extensions/
reboot
と入力して実行してMacを再起動させます。
reboot
私の場合、起動に少し時間がかかりましたが、無事にMacが起動するようになりました。
アップデート後のmacOS High Sierraのバージョンは、10.13.6(17G8037)となっています。
アップデート前は、10.13.6(17G8030)です。
手順6 SIP(システム整合性保護)の設定を元に戻す
Mac の起動時に command+rの同時押しで、リカバリーモードで起動します。
Mac の画面が表示されたら画面上部にあるメニューの「ユーティリティ」にある「ターミナル」をクリックして、ターミナルを起動。ターミナルで以下のコマンドを入力して順番に実行(リターンキーを押す)します。
SIP(システム整合性保護)を有効化(enable
)します。
成功すると「Successfully enabled System Integrity Protection. Please restart the machine for the changes to take effect.」と表示されます。
csrutil enable
reboot
と入力して、Mac を再起動します。
reboot
以上で作業は終了です。
これからHigh Sierraのセキュリティアップデートを実行する方へ
Mac App Store から「セキュリティアップデート」を実行してしまうと、内蔵GPU に固定する対処法の際に削除した AMDRadeonX3000.kext というカーネル拡張(.kext)をインストールしてしまい、アップデートをインストールするのに何度か再起動するので、Mac が起動時にフリーズしてしまいます。
対策を記事にしましたので、GPUを無効化したMacBook Pro 2011でmacOSをアップデートをご覧ください。
PRAM や NVRAM クリア(リセット)に要注意
ハードウェアの問題が起きている場合、PRAM (パラメータ RAM) または NVRAM (不揮発性ランダムアクセスメモリ) に記録されている設定情報をリセットすれば解決できる可能性があるので、実行する場合があるかと思います。
NVRAM と PRAM のリセット手順は同じで、Mac の電源を入れ、すぐにoption+command+p+rの 4 つのキーを同時押しし、Mac の起動音が 2 回鳴った時点でキーを放します。
GPU不具合の解決のため、GPU を内蔵GPU に固定する設定を NVRAM に保存しているので、リセットをかけてしまうと AMD Radeon HD 6750M で起動する元の状態に戻ってしまいます。
対策を記事にしましたので、GPUを無効化したMacBook Pro 2011ではPRAMクリアに要注意(元に戻す方法)をご覧ください。
これでまた MacBook Pro を少し延命できました!
KEN-G様
再度のご返答、誠にありがとうございます。
imacでの成功事例もご紹介いただき、重ねてお礼申し上げます。
imac2011mid の27インチモデルでは、搭載されているGPUが
6770(512MB)、6970(1GB)、6970(2GB)の3種あり、
恥ずかしながら私の利用しているimacがどのGPUか失念してしまいましたが、
ご紹介頂いたimacの事例ではHD6970で成功しているようですね。
macbook proは6750を搭載しているモデルで成功されており、
全く同じコードを実行していることから仮に私のimacのGPUが
6770としても同じコードで成功する可能性が高そうですね。
にも関わらず私のimacで同じコードを実行しても起動しないということは、
KEN-G様のおっしゃるように他に原因があるかもしれませんね。
今まではソフト面から解決を試みましたが、
物理的な面からも試してみようということで、
imacの分解して内部を見ようと、手持ちのT10トルクスレンチで
ディスプレイを固定しているネジを外そうとしましたが、レンチが太くてネジまで届かないという失態を犯しております。取り敢えずもっと細い他の精密ドライバーを用意して、分解できたら内部に溜まっているであろうホコリや汚れを一旦掃除しようと思います。(GPUの交換ができればベストなのでしょうが、内部はかなり複雑な構造をしているようでGPU換装はハードルが高そうです・・・)
KEN-G様
初めまして。コメント失礼いたします。
私はiMacの27インチ mid 2011を使用しておりまして、
画面が白くなり起動できない状態になりました。
セーフモードやリカバリモードでも起動せず、
途方にくれていた所貴殿のサイトを発見し
これを実行してみようと思いました。
貴殿のサイトの説明を読んで、
シングルモードで起動し内蔵GPUを読み込むようコードを記入し、
rebootしましたが再起動せず画面が白い状態のままです…
貴殿の紹介されている方法はMacbookだけでなく
imacでも可能でしょうか?
コメントありがとうございます。
残念ながらiMacとはGPUが異なるため、この記事の方法では解決できないと思います。
ご存知でしたらすみません。少し調べてみたところ、お持ちの機種でないかもしれませんが、過去に2011年モデルのiMacに搭載されていた「AMD Radeon HD 6970」がAppleの交換プログラムの対象商品(既に終了している様です)でしたので、それが原因かも知れません。ご参考までに。
アップル、27インチiMacの「Radeon HD 6970M」に不具合、交換プログラム発表
iMac 27インチ 2011年モデル グラフィックカード 修理
KEN-G様。
早々のご返答、誠にありがとうございます。
imacではGPUが異なる為、貴殿の紹介されている方法は使えないとのこと、承知致しました。同時期に製造されたのmac miniで、貴殿の方法を利用して復旧出来たという事例があったのでimacでも出来るのではないかと推測しておりました…。PRAMリセットやインターネット復旧も試みましたが症状が改善しないので恐らくはグラフィックボードに不具合が生じているのだと思われます。imac 27インチの交換プログラムの件は、知ったときには既に対象期間が過ぎておりました…(情弱でした)Windowsのブートキャンプもしていたので、起動時にoptionキーを長押ししてWindowsのドライブから起動しようと選択画面までは出ますが、ドライブを選択して起動しようとすると今度は画面が黒いままで起動まで進みません。グラフィックボードを交換するか、諦めてデータの取り出しだけ考えて買い替えた方がいいかも知れませんね…
Appleの交換プログラムは連絡が来ないので、実施期間中に問題が起きないと難しいですよね。
nvramから始まる英数字の羅列のコマンドは特定のGPUを指定しているので機種が違うとと思っていましたが間違っていました。おっしゃる通りMac miniで解決した記事をみました。
※ 私の認識不足でした。すみません。
少し調べたところ、IMac 27インチ mid 2011の事例もありました。
iMac 27' Mid 2011 GPU Issue
システムプロフィール上ではAMD Radeonが動いている様に見える様ですが、同じコマンドで起動に成功したようです。
他の部分に問題があるかも知れないし判断が難しいですね。
修理費が8万円の見積もりで、こちらに辿り着きました。
シングルユーザーモードでコードを打ち、
リカバリーモードで再起動したのですが、
言語選択表示ではなく、
黒い画面に英語がずらずら表示されました。
Start InitDeviceTree
End (↑と同じ)
Start InitMemoryConfig
End (↑と同じ)
Start〜
End〜
と20行くらい続き、最後の3行が
ERROR!!! Uncompress prelinked kernel
ERROR!!! Load prelinked kernel with status 0×80000000000000007
Error loading kernel cache (0×7)
_
と表示されました。
カーソルが動かず、強制終了するしかないのです。
どうしたら良いのか教えて頂きたくコメントいたしました。
お答え頂けると幸いです!
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
具体的な解決策は分かりませんが、リカバリーモードで起動しないとなるとMacOSかハードディスクに問題があるのかもしれません。
もしかするとディスクユーティリティで修復すると治るかも知れません。
MacBook Proの液晶画面の状態が分からないのですが、ある程度画面が見られる状態でMacBook Proは起動するのでしょうか?
起動するなら「ディスクユーティリティ」というアプリでハードディスクをチェックして修復してみてください。
※ 必要最低限の状態で起動するセーフモードで起動する方法もあります。
Macでセーフモードを使用する
ご返信ありがとうございます。
リカバリーモード、セーフモードどちらも起動出来ませんが、通常モードで起動出来るようになっていました!
画面も元に戻り問題なく使えるようになりました。
そこで今後どの様な対処をするのが良いでしょうか?
アドバイス頂けると幸いです!
手順3までしか完了していません。また起動時に少し変な画面になり時間がかります。ディスクユーティリティでチェックしたところ問題は見つかりませんでした。
MacBook Pro (early 2011 )15㌅です。
昨年SSDに交換しました。
High Sierraバージョン10.13.6です。
素人の私が考えたのは、リカバリーモードが起動出来ず再インストールが出来ない様なのでクリーン?するしかない?という流れですが...。
またすぐに壊れそうで不安だらけです。
ご教示下さると嬉しいです。
まずは重要なデータを外付けのハードディスクなどにバックアップするのが良いと思います。
この機種の画面問題は、AMD製GPUの基盤にあるハンダ付けの劣化によるもので、熱を加えることで改善する場合もあるようです。もしかすると今回MacBook Proの本体が熱を持って作用したのかもしれません。
今後再発する可能性があるので、この記事の手順の通りにAMD製のGPUを使わないようにした方がベターかと思います。
リカバリーモードで起動できないと設定できないため、macOSの再インストールが必要だと思います。
セーフモードでも起動できないとのことなのでmacOSに何かしらエラーがあるかと思います。
※ 一度Mac で NVRAM をリセットするを試してみて下さい。
おっしゃる通り、リカバリーモード(Command + R)で起動できないとなるとmacOSのインストールも限定されるかと思います。
再インストールは次のページの「それ以外の Mac をお使いの場合」を参照ください。
※ Option + Command + R、Shift + Option + Command + Rの2種類がありますが、現在インストールされているHigh Sierraがインストールされるか不明です。ご注意ください。
macOS を再インストールする方法
※ 「起動時のキーコンビネーションの使用に関するガイドライン」の部分には外付けハードディスクなどから起動する方法などがあります。
手順1 シングルユーザモードで起動
Macの電源を入れて、command+sの同時押しで、シングルユーザモードで起動します。
画面に文字列が流れるので停止するまで待ちます。※私の場合何故か リターンキーを押さないと :/ root# と表示されず、文字を入力できる状態になりませんでした。
リターンキー押しても止まらないです。待ても止まらない
コメントありがとうございます。
リターンキー以外でも同じでしょうか。また、画面に何かエラーなどのメッセージが出ているのでしょうか?
外付けキーボードだと入力出来ない事があるようです。
ググって見ましたがシングルユーザーモードで文字列が流れたままになる件で、解決になるようなtipsは無さそうでした。
もしかするとハードディスクに何かしらエラーがあるのかも知れません。
「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダにディスクユーティリティがありますのでチェックしてみて下さい。
ディスクユーティリティで Mac を修復する方法
当該のMacBookをオークションで手に入れましたが、ディスプレイの表示がされない現象が多発しまして、こちらのページに辿り着きました。
懇切丁寧な御説明のお陰で無事、正常に使える様になり感謝しております。
コメントありがとうございます。
そう言っていただいて嬉しいです。ご報告ありがとうございました。
手順9の後、mv: rename /System/Library/Extensions/AMDRadeonX3000.kext to /System/Library/Extensions-off/AMDRadeonX3000.kext: Directory not empty と表示されます。
それを無視して、一通りの手順を終わらしてシステム終了し、再度起動するとまた症状が戻ってしまいます。どうすれば良いでしょうか?
コメントありがとうございます。
手順8で新規に作成したディレクトリが無いため、AMDRadeonX3000.kextのファイルを移動できないのかと思います。
手順8と9の「Extensions-off」の部分が同じになっているかご確認ください。
手順8の「Extensions-off」の文字列部分はちょっと長いので簡単な文字列でもokです。
例)
idou(移動)に変更した場合
mkdir -p /System/Library/idou
上記の文字列を変えた場合は手順9の「Extensions-off」の部分も変更してみてください。
mv /System/Library/Extensions/AMDRadeonX3000.kext /System/Library/Extensions-off/
↓
mv /System/Library/Extensions/AMDRadeonX3000.kext /System/Library/idou/
新品購入から10年以上が経ち、3年ほど前に16G.SSD500と積み変えて快適に使っておりましたが、win10を使いだしてから熱くなる事が多く、これが原因か分かりませんが先日とうとう画面がおかしな事になってしまいました。
コマンド打ちは慣れないので心配しましたがなんとか出来て良かったです!
このホームページに辿り着けてなんとか再起出来たようで感謝しかありません。
有難うございます。
嬉しいご報告ありがとうございます!
夏場は特に触れないぐらい本体が熱くなりますよね。
私のMacbook pro 2011はファイルサーバー的な使い方でずっと電源オンにしてますが快適に動いてくれてます。
初めまして。こちらはlate2011 2.4Ghz QuadCoreですが、何度もこの記事に救われております。今回、ついうっかりソフトウェアアップデートをしてしまい、起動不能になったところ、またこちらの記事のおかげで復活いたしました。こちらの記事はこのMBPが使用不能になるまで保存させていただきます。どうもありがとうございました。
コメントありがとうございます。
そう言って頂くと記事を書いた甲斐がありました!
うちのEarly 2011もまだまだ現役で動いてます。
2週間ほど前に、愛用のMacBook Pro (15-inch, Early 2011)が故障しました。
起動時に画面が乱れ、osが立ち上がらなくなってしまいました。
修理店を探したり、webを検索しているうちに、このサイトに辿り着きました。
記載されている通りに手順を追って対応したところ、見事に復活しました。
もう感謝、感謝です!
私はオーディオが好きで、PCのヘッドフォン端子に繋いで音楽を聴くのですが、後に買っ
た、MacBook Pro (16インチ, 2019)よりEarly 2011の方が断然音質が良く、これが復活して本当に良かったです。
このような貴重な記事の掲載、ありがとうございました。
Early 2011の復活のご報告ありがとうございました!
記事を書いた甲斐がありました。嬉しいです。
root# の後ろに文字が入力出来ないのですが、どうしてなのでしょうか?
宜しくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
的確な解決方法は分かりませんが、外付けのキーボードを使ってる場合か設定が壊れているのかと思います。
外付けのキーボードの場合は入力できない事があるようなので使用している場合は外してみてください。
私の場合流れる文字列が止まってから「リターンキー」を押さないと :/ root# が表示されなかったのですが、そこはクリアされているようなので以下の方法で設定を初期化してみてください。
Mac の SMC をリセットする方法 ※ 「バッテリーを取り外せないノートブックコンピュータ」の項目参照
Mac で NVRAM または PRAM をリセットする
ご返信有難うございました。
試みましたが、入力出来ませんでした。
アップデートしてしまい、一度は成功したのですが、その時点で文字入力がおかしかったのでPRAMをして、もう一度問題を解決しようとして、入力出来きなくなってしまいました。
もう、アウトぽっいでしょうか?
宜しくお願いいたします。
コマンド+Sを押してシングルユーザーモードで起動できる状態ということはキーボードは正常に機能しているかと思うのですが、リカバリーモードやセーフモードでも起動可能でしょうか?
もしMacBook Proの画面の文字が見える状態でしたら、念のためMac本体のハードウェアの故障を調査する以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。
Apple Diagnostics を使って Mac をテストする
エラーが出た場合のエラーコードの詳細はApple Diagnostics のリファレンスコードのページにあります。
すみませんです。リカバリーもセーフモードも起動可能です。Apple Diagnosticは地球がただ、くるくる廻って、進行のバーが現れないです。テストが出来ないです。すいません。英文さえ、入力出来れば復活するはずと想うと…悔しいです。
Apple Diagnosticは結構時間がかかると思いますが、ハードウェアの問題もあるかもですね。
色々と調べてみましたが、リカバリーモードで起動してディスクユーティリティでハードディスクの検証、FileVaultがオンならオフ、キーボード関連の設定ファイルの削除ぐらいかと思います。
暗号化のFileVaultはオンにしていますか?オンにしていると文字入力できないトラブルがあるようです。
起動可能ということは起動前のキーコンビネーションを認識しているようなので、キーボードの設定ファイルが壊れているのかと想像します。
リカバリーモード/セーフモードで起動後も文字が打てない状態でしょうか?
セーフモードで起動して、環境設定のキーボードの項目の設定でおかしなところがないか確認(英語や日本語以外の言語になっているなど)、加えてキーボード関連の設定ファイル(.plist)を削除して再起動してみるのが良いかと思います。
削除する設定ファイル(.plist)は以下のウェブサイトの「1. Delete .plist files」の項目にあります。
Quickly Fix Your “MacBook Keyboard Not Working” Issue
com.apple.から始まるファイルで拡張子は.plistで、5ファイルです。
※ 念の為デスクトップなどにファイルのバックアップをとっておいてください。
上手くいきませんでした…。永眠です…。そう何故か英数のキーを押しながら数字の0だけが入力できました。色々試してその一文字だけでした。貴重なお時間、色々調べて頂き申し訳ありませんでした。去年の8月、ニックネームが確か「ユージ」でこのサイトを見て、一年半も延命できました。それも全てKEN-G様のおかげです。とてもとても感謝しております。本当に有難うございました。今日から…iPhoneだけの生活になりそうです。
そう言って頂くと記事を書いた甲斐がありますが、入力問題が解決しないのは残念です…。
(過去のコメントを確認したところユージさんでコメント頂いていました!)
ハードウェアの問題となると2011年の機種なのでAppleでの修理は出来ませんが、古いMacの修理を行ってる店では可能かと思います。
あと出来ることはOSの再インストールでしょうか。
コメント内容から察するにMacBook Proの画面は何とか見えて通常の起動も出来るかと思うので、リカバリーモードで起動してOSの再インストールを試してみるのも良いかと思います。
※ 再インストールでキーボードの入力問題が解決しないとOSの初期設定(Apple IDの入力など)が出来ないので、何もないMacBook Proになってしまいますが…。ご判断はお任せします。
同様にWi-Fi接続だとパスワードなど入力が必要になるのでLANケーブルでネット接続が良いかと思います。
方法は以下のAppleのサイトにあります。
「Intelプロセッサを搭載したMac(Apple T2セキュリティチップなし)の場合」の項目です。
macOSを消去して再インストールする
はじめまして。
現在同じような症状が出て困っていた中この記事を発見いたしました。
この記事の内容を実行したいと考えているのですがcommand+s+powerを入力してシングルユーザモードを起動しようとしても画面が暗いままで困っています。
何か解決方法等ありませんでしょうか。
アドバイスどうかよろしくお願いします。
MacBook Proの通常起動でも画面が暗いままでしょうか?
GPU問題で完全に画面表示できない状態だと無理ですが、もしかすると設定をリセットする事で改善されるかも知れません。
PRAMリセットかSMCをリセットしてみて下さい。
bootcampでのWindows10の場合の応急障害対処方法ですが、下記でできました。
①電源ボタン長押し強制終了2回で修復画面が立ち上がる。
②詳細オプション>スタートアップ設定より再起動
③起動時の選択を4)セーフモード選択し、セーフモードで立ち上げる
④デバイスマネージャを開き、ディスクプレイアダプター「AMD Radeon 6600M and 6700M Series」を選択し開く
⑤ドライバータブよりデバイスを無効にする
⑥Windowsを再起動する
むしろmacOSより対処は容易ですね。
コメントありがとうございます。
先のコメントも読ませて頂いています。
WindowsをBootcampで使っていなかったので盲点でした。
有益な情報に感謝です!
こんにちは
有用な情報の提供ありがとうございます
この現象が起こるたびにまとめていただいた応急措置のあと、マザーボードを焼いて対処しており(焼いて対処しても直るのは、起動した日を合計して数週間程度)今回三度目です。
これだけまとまった記事は今までなく、大変助かりました。
さてBootCampで起動しているWindowsの方はどう対処すればよかったか失念してしまいました。Windows側はWindows側で対処が必要なことをご報告いたします。
初めまして。
とても役立つ情報をありがとうございます。
自分のMacBook Pro15 Late2011も同様の症状で、以前アップルでマザーボード交換してもらいましたが、また不具合が発生して、情報を基に動作するようになりました。
「El Capitan」や「Yosemite」では問題なかったのですが、「High Sirra」でセーフモード固定で「セキュリティーアップデート 2020-006」を実行してしまうと、戻らず、起動もできなくなってしまいます。「2020-005」までは大丈夫でした。
何度試してもダメだったので「Sierra」をインストールしましたが、こちらも「セキュリティーアップデートをすると」起動できなくなってしまいます。
何か解決方法がございましたら、教えていただけないでしょうか?
どうかよろしくお願いいたします。
KEN-G様
先日質問した件ですが、自己解決できました。
これで正しいのか分かりませんが、起動しなくなった内蔵SSDを外して、外付けケースに入れ、別のMacにつないで、「システム」ー「ライブラリ」ー「Extensions」フォルダに復元されていた「AMDRadeonX3000.kext」を削除して、MacBook Proに再度取り付けましたら、問題なく起動するようになりました。
参考資料をどうもありがとうございました。
コメントありがとうございます。
まだHigh Sierraの「2020-006」のセキュリティアップデートは実行していなかったので、情報ありがとうございます。
書き込んで頂いた内容から推測すると、2020-006ではセーフモードの挙動もしくはシングルユーザーモード(command + s)で「AMDRadeonX3000.kext」が削除出来なくなったようですね。
現在別のMacを用意出来ない環境なので006の検証はできないですが、GPUを無効化したMacBook Pro 2011でmacOSをアップデートのページに注意書きを掲載しようと思います。
ありがとうございました!
はじめまして。
貴重な情報を、たいへんありがたく思っています。
私はただ今、macbook pro Late2011 MD311J/A(17インチ) の修理・設定を行っている真っ最中です。OSはEl Capitanです。
娘が仕事で使用しているのですが、昨年から不調になり、幸いデータはバックアップがとれていたのですが、本体PCのほうはなかばあきらめ気味でいたものを私が昨年暮れから預かっています。
年末から正月にかけて復旧を取り組んでいたのですが、行き詰っていたところ、このサイトに出会うことができました。ちょうどいい、やりがいのある時間となりました。わかりやすく順番に書いていただいている、その通りを行うと復旧することができました。
ついでにこの機会に、SSDへ換装してやろうと思い、正常に動作する状態を外付けHDDにバックアップし、パーツや工具を揃えて開始しました。
OS X 復元システムから、Timemachineで外付けHDDにバックアップしたものをSSDにリストアする予定でした。
ところが、起動時に「command」+「r」の長押しでやってみるのですが、「Starting Internet Recovery.This may take a while.」の表記が地球儀の下に出ます。
Wifi に接続してプログレスバーが左から右へ黒くなって、アップルマークとなり、下に歯車状にしばらくクルクル回るのですが、止まってしまい、そこで終わりになります。
そのため、OS X Utilities ウィンドウが出るところまで行きません。
ですから、Timemachine によるリストアができません。
確か、「MacBook Pro 15 Early 2011年モデルのGPUの不具合(3回目)解決法」の手順においては2度、OS X Utilities が出てきていたと思うのですが、それを出すことが出来ません。「不具合解決法」を行っている途中で何か間違ったことをやってしまったのか、それともこのPC固有のエラーによるものなのか、この状態で手詰まりとなっています。
読み落とし、読み違いもあるかと思いますが、もし何か参考となることがあれば教えていただきたくコメントさせてもらいます。
コメントありがとうございます。
Macフォーマットされていない新品のSSDだとMacOSのRecovery領域がないため、そこから起動出来ない状態かと推測します。
AppleのサポートページにあるIntel 搭載 Mac コンピュータの macOS 復旧についての「macOS 復旧から起動できない場合」の項目にある方法でインストールできるかと思います。
2種類のキーコンビネーションがありますが、OSはEl CapitanとのことなのでMac起動時に「option + command + R」で問題はないかと思います。詳細は「詳しくは、こちらの記事を参照してください。」を参照して下さい。
※「Mac に当初搭載されていた macOS か、それにいちばん近い現在も提供されているバージョンがインストールされます。」との事なのでOSのバージョン指定はできません。
2021/01/23 16:30追記
GPUを内蔵に固定化してからOSのクリーンインストールを試した事がないので挙動がわかりませんが、AMDRadeonX3000.kextは確実にインストールされてしまうので、再度AMDRadeonX3000.kextをシステムから外す作業が必要になります。
さっそく返信いただきありがとうございました。
連絡いただいたことの中で「リカバリー領域がないため」ということが大きな要点であると気が付かされました。
まったく、どういう状況でこのように「command」+「r」がOSXユーティリティを起動させられないのかが、わかるヒントになりました。
「Macbook Pro のSSD換装」ということでは、HDDをTimeMachine でバックアップした外付けHDDがあれば、新規にSSDを本体に取り付けさえすれば、後は
起動時に「command」+「r」で、OSXユーティリティが立ち上がり、SSDをフォーマットして、リストアできるものと思い込んでいました。
「リカバリー領域がない」ためそれができない、という原因がはっきりしたため、方向性が見えました。
コメントいただいた、Apple のサイトにある 「option + command + R」を試してみましたが、前述した時と同じように、歯車が途中で止まってしまいます。
(後で思うことですが、Wifi が遅いためダウンロードできないのか、とも思います。)
そこで、さらに「リカバリー領域」について調べてみました。そして下記のサイト等を参考にしました。
macOS の起動可能なインストーラを作成する方法
https://support.apple.com/ja-jp/HT201372
これを参考にして、具体的には インストールディスク作成ツール「DiskMaker_X 5」を使用して、USBメモリーに 「 OS X 10.11 El Capitan 用インストールディスク 」を作成しました。
それにより、電源ON+「 option 」にて、OS X ユーティリティを立ち上げることができました。
SSD へのクローンが終了し、やっとサクサクの macbook pro El Capitan とすることができました。
「『リカバリー領域』がない」というコメントが今回の大きな方向転換への要素でした。ありがとうございました。
コメントありがとうございます!
ヒントになり良かったです。
macbook pro 15 late 2011です。
以前にもこのビデオチップ由来の症状が出て、買い替えをしましたが、また出てしまい、諦めていましたが、ここにたどり着き、駄目元でチャレンジしてみたら嘘のように症状がおさまり、現在快適につかっております。
パソコンには詳しくなく、見慣れないページで理解不能のコマンドでしたが、ドキドキしつつも書かれてある通りにすすんだら、見事に成功しました。
作業時間も15分ほどでした。
初心者にもわかりやすく解説していただき本当に感謝です。せめてお礼と思いメッセージさせていただきました。
以前から、この不具合はリコールものと思っておりますが、この操作で生き返るmacbookが破棄されていると思うともったいないです。
ほんとうにありがとうございました。
嬉しいご報告ありがとうございます!
この記事がお役に立って良かったです。
リコールの件、ほんとそうですね。リペアプログラムがありましたが、不具合が改善されてない同じロジックボードを交換するだけで少し延命するだけでした...。
はじめまして。
私も同じ症状に約2年前になって、これまで毎年Appleにてロジックボードを交換していましたが、サポート終了に伴い未練タラタラずっと机の下に保管していましたところ、こちらの記事を拝見しぜひ復活させたいと思っています。
初歩的な質問で大変申し訳ないのですが、シングルユーザーモードのところまで行き、nvram fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9:gpu-power-prefs=%01%00%00%00を入力しようとしているところなのですが、「=」が入力できなくて困っています。
何かお力をお貸しいただけないかと思って連絡させていただいた次第です。
お忙しい中とは存じますがご対応いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
はじめまして。コメントありがとうございます。
違う記号が入力される場合はキーボードの配列が、日本語(JIS)配列から英語(US)配列になっている状態と推測します。
US配列になっている場合、キーボードの右上にある「delete」キーの左隣にあるキーを押すと「=」が入力できるかと思いますが、
Mac本体のSMCリセットかPRAMクリアで配列がJIS配列に戻るかも知れません。
Mac の SMC をリセットする方法
↑ 2017年までのMacbook Proなので「バッテリーを取り外せないノートブックコンピュータ」の項目にある方法です。
Mac で NVRAM または PRAM をリセットする
はじめまして。
macbook pro2011Late15インチOS10.7.5を使用しています。
dGPUの無効化がうまくいきません。
参考にさせていただいているのですが、
素人でどのセッションを実行すれば良いのか良くわかりません。
Command + S
nvram fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9:gpu-power-prefs=%01%00%00%00
reboot
で、デスクトップ画面までは行くのですが、
gfxCardStatusで内蔵GPU固定に変更したり、vectorworks(CAD)やchromeを開くとすぐ固まってしまいます。
教えていただけると幸いです。
はじめまして。コメントありがとうございます。
Macは起動するけどdGPUに切り替わると画面が少し乱れるといった状況で、Command + S → nvram(以下省略)→rebootを実行した状態の「nvram(以下省略)の設定のみの前提」だとすると、gfxCardStatusの機能とnvramの設定がバッティングして、アプリのレンダリング関連でフリーズしているかと思います。
アプリに詳しくないのであくまで憶測になります。
※ nvramに書き込んだ設定は、次のリンクのPRAMクリアで消去できます。
Mac で NVRAM または PRAM をリセットする - Appleサポート
dGPUの無効化の作業については、Mac OSX Lion(10.7.5)の場合はSIPの保護が無いため保護を解除する必要がないので、この記事にある「AMDのGPUを停止して内蔵GPUから起動する方法の補足」の項目にある「手順1〜12」のうち以下の手順の作業は必要ありません。
上記の手順を省いて、手順1のCommand + S でMacを起動させた後は文字だけの画面になるかと思いますが、順番に手順に書かれているコード(code)を入力して「リターンキー」を押していく作業になります。
※パスワードの入力を求められたらmac OSをインストールした際に設定した管理者パスワードを入力してください。
大まかな概要としては、内蔵GPUに固定する設定を書き込んで、Macが起動しない原因になる AMDRadeonX3000.kext をシステムファイルから移動する作業になります。
※dGPUの無効化の作業後は、内蔵GPUに固定化されるのでgfxCardStatusは削除をおすすめします。
PRAMクリアをすると設定は消えてしまいます。またOSのアップデートでは AMDRadeonX3000.kext が自動でインストールされるので再度AMDRadeonX3000.kextを移動する作業が必要になります。
KEN-G 様
早速ご対応いただきましてありがとうございます。
手順2を打ち込んだ後、リターンキーを押し、
手順7の/sbin/mount -uw / を打ち込むと、
Remove 0 orphaned / unlinked files ana 9 directories
:/ root#
と表示されますが、
このまま、手順8へ進んでよろしいのでしょうか?
教えていただけますと幸いです。
表示されたメッセージについては詳しくは分かりませんが、リンクされてないディレクトリがあるようです。
MacのディスクユーティリティAppで、ハードディスクのチェックをお勧めします。
KEN-G様
ありがとうございます。
チェックしたところ、正常なようです。
コマンドのスペースは半角スペースで良いんですよね?
何がいけないのでしょうか?
教えていただけますと幸いです。
コメントありがとうございます。
はい、スペースや英数記号などコマンドは、全て半角になります。
ディスクユーティリティで正常とのことなので、同じメッセージは表示されないかと思います。
もし同じメッセージが表示される場合、畑違いの分野なので私では原因は分かりかねますが、ディスユーティリティで修復できない場合でも fsck -fy で修復できる場合があるので試してみて下さい。
Mac - シングルユーザーモードでログインし、fsckコマンドを実行 - PC設定のカルマ
KEN-G様
ありがとうございます。
/sbin/fsck -fy
/sbin/mount -uw /
と打ってみたところ、先程の打ち返しは無くなりました。
そのまま進め、
手順9で、指示通り
mv /System/Library/Extensions/AMDRadeonX3000.kext /System/Library/Extensions-off/
と打つと、
mv: rename /System/Library/Extensions/AMDRadeonX3000.kext to /System/Library/Extensions-off/AMDRadeonX3000.kext: No such file or directory
と表示されるのですが、これどのようにすればよろしいのでしょうか?
度々申し訳ありませんが教えていただけると幸いです。
AMDRadeonX3000.kextがシステムファイルに見つからないようです。
すでにdGPUは無効化され、内蔵GPUで起動しているかと思います。
※ gfxCardStatusがファイルを書き換えているのかも知れません。
普通にMacを起動してみて、画面左上の林檎マークにある「このマックについて」をクリックで表示される「グラフィック」は、intel HD Graphics 3000 512 MBといった Intel製品の表示になっていますでしょうか?
※ 2011 lateとのことなのでGPU名は私のものとは違うかと思います。
また、/System/Library/Extensions/ に AMDRadeonX3000.kext のファイルが存在するかですが、Finderの「移動」メニューにある「フォルダへ移動」もしくは、、「Shift」+「Command」+「G」のキーボードショートカットで表示されるウィンドウに以下を入力して移動できますか?
/System/Library/Extensions/AMDRadeonX3000.kext
KEN-G様
ありがとうございます。
ファルダがありません。
と表示され、Extensionの中を確認すると、ATIRadeonX3000.kext
等はあるのですが、AMDRadeonX3000.kextはありません。
gxfはアインストール済みです。
しかし、vectorwork起動時、chromeで動画等を見ると固まって動かなくなってしまいます。
調べてみましたが、dGPU無効化でATIRadeonX3000.kextの情報はほぼ無いですね..。
AMDRadeonX3000.kextが無いとなると、GPUの型番が違うのかも知れないので正確なことは分かりません。
ATIは2006年にAMDに買収されていて、ファイル名のRadeonX3000は同じ型番のようなので、大事なデータをバックアップした上で、シングルユーザーモードでファイル操作ができるのであれば、ATIRadeonX3000.kextを移動させて、Macの起動に問題があれば「元に戻す」のも手かも知れません。
また、ATIやAMDのファイルを正規表現で移動する方法を紹介しているWebサイトもあります。
アプリのフリーズに関しては、開発者さんに問い合わせてください。
KEN-G様
お世話になります。
その後、ATIRadeonX3000.kext
を移動したところ、全てのソフト使えるようになりました。
この度は本当にありがとうございました。
嬉しいご報告ありがとうございます!
Mac本体のPRAMクリアやOSのアップデートで、今回書き込んだ設定は消えてしまうのでご注意ください。
PRAMクリアとアップデート
KEN-G様 はじめまして。
こちらの記事を参考にして復活に成功する事ができました。
とても有益な記事ありがとうございます!
しかしながら、この度どうやら内部のGPUも壊れたっぽい症状がでてまして、中古のMBPを買ってHDDだけ入れ替えようかなと考えています。
そこでご相談なんですが
・今使ってるのは15inc 2011Lateモデルなんですが13inc 2012midモデルにHDD移行しても通常動くものなのでしょうか?HDD自体は互換性あるモデル同士と思うんですが内部で持ってる設定等で問題は起きないかと。。同モデル同士でHDD入れ替えは経験があるのですが今回13インチに移行したいと考えてまして。
・あとそれがうまくいった場合、この内部GPUで起動する設定を元に戻す方法はございますでしょうか?
不躾な相談だと思いますが、何かご存知の事がありましたらご教授いただければと思っております。
宜しくお願いいたします。m(__)m
コメントありがとうございます!
この記事を参考にして頂いていたとの事、嬉しいです。
私の2011 earlyの内蔵GPUは大丈夫ですが、経年変化か液晶画面に薄っすら黒い染みが出てきています....。
両機種共にHDDは2.5インチなので問題はありませんが、個人的に他のMacにHDDをそのまま移植した事が無いため、正常に起動や動作するかは不明です。
機種が変わるとiTunesで購入したものやAdobeやMicrosoft officeなどのアプリのライセンス認証などに問題が出るかもしれません。※HDDを移植する前に2011Lateで、事前にライセンス解除しておけば問題はないかと思います。
もし、うまくいった場合ですが、以下のリンクに記載されているPRAMクリアをすれば、内蔵GPUに固定した設定を初期化する事ができます。
Mac で NVRAM または PRAM をリセットする - Apple サポート
お節介かも知れませんが、2点ほど。
時間がかかるかもですが、外付けHDDを使って個人データだけを移行するか、Timemachineが必要ですが移行アシスタントを使ってデータを移行するのがベターかと思います。
コンテンツを新しい Mac に移行する方法 - Apple サポート
また、液晶画面の表示が改善する可能性は低いかも知れませんが、トラブルシューティングで良く実施される方法です。
・セーフモードで起動
・SMCリセット
・PRAMクリア ※(注意)内蔵GPUに固定した設定がクリアされ設定し直しになります
セーフモードは最小限のシステムで起動してキャッシュなどクリアされるのでソフトウェアの問題かなど分かるかもしれません。
Macをセーフモードで起動する
2012LateのSMCリセットは、Mac の SMC をリセットする方法の「バッテリーを取り外せないノートブックコンピュータ」の方法になります。
あまり実行したくない方法ですが、内蔵GPUに固定したMacBook ProにPRAMクリアは、内蔵GPUに固定した設定がクリアされるので、元の状態に戻ってしまいます。外部GPUが悪化して文字入力できない状態でない限り、内蔵GPUに固定する設定をし直せば、元通りになります。※PRAMクリアしてからの内蔵GPU設定方法の記事は間もなく公開します。
ご参考になれば幸いです。
ご丁寧なアドバイス本当にありがとうございます!m(__)m
セーフモード等も起動しなくなってしまったので、また一通り試してみてダメだったらHDD入れ替えをやってみようと思います。
(同型のMBPでHDDを入れ替えた経験ありです。)
また改めて後日結果報告させて頂きます。
KEN-G様
こんにちは!
PRAMをリセットして同じ時期(2011 Late同士)の13incとHDDを入れ替えたら問題なく動いてるっぽいです。
初回サインイン時にicloudの認証エラーが出ましたが、再度認証したら大丈夫でした。
今のところitunesも問題なく使えてます。
adobeやMicrosoftのソフトは入れてないのでわかりませんが。。
他になにか問題が出たらこちらに報告させて頂きます。
この度は、本当にありがとうございました!
ご報告ありがとうございます!
問題がなさそうで何よりです。
参考までにiTunesで購入してなければ問題ありませんが、登録台数(10台)と90日制限というのがあります。以前は登録台数が少なかった気がしますが、登録台数を超えてしまって、不便な期間がありました ;)
購入用として関連付けられているデバイスを表示・削除する - Apple サポート
初めましてKEN-G様。よろしくお願いします。
こちらは現在MacBookPro late2011 15インチ、 OSは、Elcapitanです。
わたしのマックも、皆さんと同様GPUの不具合症状が発生し、リペア修理店に相談したところ、インテルのGPU固定化という作業にて無事復活することができたのですが、ただ今後のOSのアップデートは、また元に戻ってしまうのでやらないようにとの事でした。ここで質問させてください。KEN-G様の書かれている方法で、このElcapitanからHigh SierraへのOSのアップデートは可能でしょうか?セキュリティーアップデートではなくて、High Sierraへの、OSのアップデートなのですが。パソコンの知識はほとんどなく、勘だけでなんとか(GarageBand)なる音楽ソフトを愛用している、64歳の男です。自力でなんとかできないかと、調べているうちにこちらのサイトに行き着きました。どうかよろしくお願いします。
初めまして。コメントありがとうごいざいます。
この記事に書かれている方法は、OSのアップグレードとは少し異なるので、そのままでは不可能かと思います。
実際に内蔵GPUに固定化したMacBook Proで、OSのアップグレードをした経験がないので、確実なことはお伝えできませんが、少し調べたところ(以下のリンク)、内蔵GPUに固定化したMacBook ProでもOSのアップグレード自体は可能かと思います。
xavohのコメント - cdleon/macbook-pro-2011-defective-gpu-fix-v2.md
上記のxavohのコメントによると、
El CapitanからHigh Sierraへのアップグレード中にハングアップしますが、強制再起動して、内蔵GPUに固定化する作業(この記事で書かれている作業)をする事でアップグレードが完了するようです。...と言ってもアップグレードが確実に行われたかは不明です。
また、「推測で未検証」ですが、Macの起動をセーフモードで固定してからOSのアップグレードをするとハングアップを回避できるかと思います。
以前に書いたセキュリティアップデートの記事ですが、GPUを無効化したMacBook Pro 2011でmacOSをアップデートの手順2の「Mac App Store からアップデート」の箇所をHigh Sierraのアップグレード作業に変えると良いかと思います。
確実な返答ができず、申し訳ありません。
※ > ただ今後のOSのアップデートは、また元に戻ってしまうのでやらないようにとの事でした。
トラブルの解決法によく紹介されているPRAMクリアも元に戻ってしまうので要注意です。PRAMクリアをしても再度内蔵GPUに固定化する作業をすれば問題ありません。
※ 文脈から判断するとリペア修理店のGPU固定化の作業は、この記事で紹介している内容と同じかと思いますので、OSのアップグレードについて一度相談されてはいかがでしょうか?
KEN-G様 返信お答えくださり大変有難うございます。昨日、一か八かKEN-G様の書かれている通りに、失敗覚悟でとりあえず挑戦して見たところ、な、なんと成功しました!High Sierraにアップデートすることができました。嘘みたいです。本当にありがとうございます!
シングルモードで起動云々とか、不慣れなコンピューター用語達と格闘しながらも、こちらに書かれているのサイトの記事をを何遍も読み返しては、真っ暗闇を進まなければならない道を、KEN-G様の、素人でもなんとかなるのではないかとの、一縷の希望を抱かせてもらえる、大変きめ細やかな説明を頼りに作業を進めることができました。ほとんど諦めていた今回の件、こちらのサイトに出会うことができて本当に助かりました。そしてあともう一踏ん張りしなければなりませんが、残りの作業の、セキュリティーのアップデートを同じように頑張って見ようと思います。しかし何事もやればできるもんですね。感謝感謝感謝!です。コロナと猛暑の夏ですが、くれぐれも気おつけてお過ごしください。本当に有難うございました。
嬉しいご報告ありがとうございます!
少し返信が遅くなり、お手数をおかけしました。
High SierraにアップグレードされてMacが起動していると言うことは、一通りの作業は経験されてると思いますので、セキュリティアップデートも問題なく成功すると思います!
セキュリティアップデートは、GPUを無効化したMacBook Pro 2011でmacOSをアップデートの手順通りになります。
10年愛用のMacBook Pro 15インチ 2011年。リコールに出してから、6〜8年?振りに症状が再発しました。もはやこれまでか…。と思いきや、このサイトをみて、正直パソコンには詳しくは無いのですが、何とか英文字を打ち、おぉ、ログイン画面が…。立ち上がりました。キセキです。
60のジジィには難易度が高いハードルでした。
KEN-G.comに、救われました。
症状が出る寸前、本体が凄く熱くなっていた記憶があり、今は熱くなりかけたら、休み休み使用しています。勿論、電源を落とすのが怖く、使用しない時は、常時スリーブ状態です。
しかし、有難うございました。感謝。
嬉しいご報告ありがとうございます!
夏は本当に本体が熱くなりますね。GPUの不具合は、熱でGPUのAMD Radeon HD 6750Mのハンダ部分にクラックが入るのが原因のようです。
内蔵GPUには、そういう不具合は無いようですが、MacBook Proを長く使っていくには仰るとおり本体の熱が上がらない様にするのが良いですね。
電源については、記事の方法で内蔵GPUに切り替えていますので、落としても問題はないかと考えます。
ただ、macOSのアップデートやPRAMクリアの実行には注意が必要で、実行するとリセットされAMD Radeon HD 6750Mで起動してしまい、元に戻ってしまいます。
両方ともに対処法があり、macOSのアップデートの場合は以下を参考にして頂ければ幸いです。
GPUを無効化したMacBook Pro 2011でmacOSをアップデート
PRAMクリア後に内蔵GPUに戻す場合の記事は現在執筆中です。今週中には公開予定です。
こんにちは。この度はこのサイトにたどり着きやっと私のMacbook pro 15inc early 2011が使えるようになりました!本当に感謝しております。ありがとうございました。
事の発端は去年2017年頃にクラッシュして、いろいろググってやってみてもだめだったので、Appleストアーに修理依頼したところGPUの不具合で無償修理してもらったのですが、その後順調に使用できまた再度2019年9月頃から起動しなくなり、もう寿命と思い新しくMacbook Pro 13inc 2019を購入しました。そして使わなくなったMacbook Pro 15inc 2011は今年2020年6月まで眠ったままだったのですが、このコロナの影響で仕事も無くなり十分に時間があったため眠っていたMacbook Pro 2011を取り出しなんとか動かないかネットでググりながら試みていたところでした。
OSの再ンインストールなどいろいろやり始めて約3週間経って、このサイトに辿り着きまして、解決できました!
つい先日もSafariなどのアップデートがありまた起動しなくなりましたが、この対処法で問題なく起動することができましたので、今後もサブ機として使えそうです。
素人では到底分からない事を、細かく掲載して頂いて大変ありがたく思っています。
感謝!感謝です!
嬉しいご報告ありがとうございます!
記事を書いて良かったと思う瞬間です。
まだまだ、動画編集など重い処理をしなければ十分に使えるMacBook Proですね。
ちなみにハードディスクをSSDに変えるとかなり快適になるのでおすすめです。↓ 交換した際の記事です。
MacBook ProのハードディスクをSSDに交換 Crucial MX300 525GB
アップデートですが、セキュリティアップデートは、AMDRadeonX3000.kext というファイルをインストールするので、Macが起動時にフリーズしてしまいます。
対処法は、この記事に書いていますが、もう少し簡単安全にする方法を今執筆しています(明日ぐらいには公開予定)ので、今後セキュリティアップデートがあった際には参考にしていただければ幸いです。
お返事ありがとうございます。今までセーフモードは大丈夫だったのですが、最近はセーフモードでもブルー画面から先に進めなくなったので、こんどこちらのコマンドとカーネルテキストの移動を試してみようと思います。スノーレオパードで使っています。
snow leopardは、El Capitan以降のSIP(システム整合性保護)が無いので、SIPを解除する以下の方法は必要ないかと思います。
command+rでMacを起動して、csrutil disableのコマンドを実行
記事中で紹介している内蔵GPUに固定する方法の以下のページですが、
Works for macOS Sierra and High Sierra (Improved version)
私の場合、うまく動作せず、同じページのartkirienko氏のコメントにある方法で上手いこと行きました。
artkirienkoのコメント部分
OSのバージョンなどによって、少し環境依存があるのかも知れません。
macOS SierraとHigh Sierra向けの対策ですが、snow leopardのユーザーが成功しているようなので、無事に起動することを祈ってます。
kolaborador-anonimo氏のコメント部分
こんにちは。うちの17インチも同じ症状になりこちらをみつけました。
内蔵gpuで起動させるだけなら、このコマンドだけで大丈夫でしょうか?
nvram fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9:gpu-power-prefs=%01%00%00%00
今まではgfxCardStatusでインテルgpu固定してうまくいっていたのですが、起動時はどうしてもダイナミックになってしまうようで、起動後にインテル固定にしようとするとフリーズするようになりした。
そこで、起動時は内蔵gpu固定
↓
起動した、gfxCardStatusでインテル固定
にするとうまくいくのでは?と思っての質問でした。
アドバイスどうぞよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
上記のコマンドだけでは回避できないようです。起動時にAMD Radeon HD 6750M(dGPU)の「AMDRadeonX3000.kext」というファイルを読み込みに行っているので、起動する際にフリーズしてしまいます。
gfxCardStatusですが、インストールしていないので細かい仕様やその現象など詳細は分かりませんが、アプリの開発がストップしているようです。
「ソフトアンテナブログ - macOS SierraではgfxCardStatusに要注意」によるとmacOS Sierra以降ではうまく動作しないようなので、使い続けるのは厳しいかなと思います。