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MacBook ProのハードディスクをSSDに交換 Crucial MX300 525GB

2019年11月25日に情報をアップデートしました。今回内蔵ストレージをSSDに交換したMacBook Proのモデルは、旧型のMacBook Pro 15インチ 2011 Early(ユニボディ)です。

液晶はRetinaではなく、外部ストレージ接続はUSB2.0(Thunderboltありですが…)、AirDropやユニバーサルクリップボードは使えないBluetooth2.1とmacOSの最新機能が使えない5年以上経ったモデルですが、愛着ある製品はできる限り使い続けたいものですね。

MacBook ProのSSD交換で延命と高速化

MacBook Pro 15 Early 2011 は、DVDとトラックパッドが故障しかけでしたが、Appleのビデオ問題リペアプログラムの対象モデルでしたので、Appleに修理依頼。

色々とありましたが、上記のパーツが新品に交換され、内部のファンなど綺麗に清掃され戻ってきました!※ 詳細を記事にしています。 MacBook Pro 15 Early 2011(ビデオ問題)がAppleから戻ってきました

という事で、愛着もあり色々とリフレッシュされたので奮発してSSDに交換してみることに。

今回SSDに交換したMacBook Pro (15-inch, Early 2011) については、Appleの Apple MacBook Pro (15-inch, Early 2011) – 技術仕様 に情報があります。
オプションで、以下のパーツにアップグレードしています。

  • 750GB (5,400rpm) ハードドライブ
  • 8GBの1,333MHz DDR3 SDRAMメモリ
  • 1,680×1,050高解像度非光沢ディスプレイ
  • 2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(8MB 共有三次キャッシュ)
  • AMD Radeon HD 6750Mグラフィックプロセッサ、1GB GDDR5メモリ

ハードディスクが足を引っ張りますが、GeekbenchのCPUスコアを見る限り、MacBook Airなら2017年モデル、iMacなら2012年モデル辺りと同じ感じです。

とはいえ、AirDrop や handoff など色々と対応していない機能が出てきて、ついに macOS Mojave では Metal対応機種のみになりましたので、対応機種から外れてしまいました。

Crucial の SSD に交換後のパフォーマンス

MacBook Pro 15 Early 2011 のディスクスピードテスト(Crucial MX300 525GB)
MacBook Pro 15 Early 2011 のディスクスピードテスト(Crucial MX300 525GB)

計測したアプリは、Blackmagic Disk Speed Test(Mac APP Store)で、SDD 交換後に El Capitan をクリーンインストール。アプリやデータを移行し普段使える環境に整えた後に計測した数値です。

メーカーの公称値は「最大530MB/秒で読み込み、510MB/秒で書き込み(750GBモデルの場合)」ですので、良い数値かなと思います。

※ SSDに交換前にハードディスクでも計測しましたが、比較対象に重要なスクリーンショット画像は見当たらず削除してしまったようです…。ハードディスクは、MacBook Pro購入時から使用しているもので、Write/Read共に「100」を切る数値でした。

SSDに交換後は、MacBook Proの起動時間が20秒ほど、ほとんどのアプリがほぼ1バウンド(Dock)で起動するようになってビックリです!

2019年11月25日追記: Crucial の SSD に交換して 3年2ヶ月ほど経ちますが、トラブルなく動作しています。

この記事を書いた時の macOS は、El Capitan でしたが、Sierra → High Sierra とアップグレードしています。

El Capitan、Sierra、High Sierra でのディスクスピード

参考までに、歴代3つの macOS のディスクスピードを Blackmagic Disk Speed Test で計測した結果は、以下になります。

macOSのバージョン書込み速度読み込み速度
El Capitan (10.11.6)419.6 MB/s412.2 MB/s
Sierra (10.12.6)400.8 MB/s414.3 MB/s
High Sierra (10.13.6)451.7 MB/s420.3 MB/s

※ この記事の計測結果のキャプチャーは、El Capitan での計測でしたが、macOS High Sierra と Sierra の計測結果のキャプチャーは、Sierra から macOS High Sierra (10.13.6) にアップグレード の記事に掲載しています。

MacBook Pro 用に購入した SSD

私の使い方では SSD の容量が 256GB では少ないので、480GB 以上の SSD を基準にしました。SSD のメーカーは何となく、Samsung(サムスン)、Transcend(トランセンド)、Crucial(クルーシャル)辺りかなと思い色々と調べてみて、以下の 3 商品に絞り込みました。

悩みましたが、Crucial内蔵SSD 2.5インチ MX300 525GB (3D TLC NAND, SATA 6Gbps, 3年保証) CT525MX300SSD1(※1)に決定しました。

選んだポイントは、価格と容量のバランスと 3D NAND 搭載で最新モデルという点です。

Crucial MX300 は、他社の 480GB の値段で 525GB の容量が手に入るので、コストパフォーマンスは良いですね。購入時の価格は、13,523円でした。※2016年9月時点での比較ですので価格は変動しているかと思います。

(※1)新しいモデルは、Crucial SSD 500GB 7mm / 2.5インチ MX500シリーズ SATA3.0 9.5mmアダプター付 CT500MX500SSD1/JP になり、容量が 525GB → 500GB、保証は 3年 → 5年に変更されています。

2019年11月25日現在、上記の新しいモデル(CT500MX500SSD1)の SSD の値段は 7,152円となっています。私が購入した頃から約半額になっています。

MacBook Pro の SSD 交換に必要な道具

MacBook ProのSSD交換の際に購入したもの
MacBook ProのSSD交換の際に購入したもの

MacBook Pro の裏蓋を外すのに精密ドライバー(サイズはプラス00)、ハードディスクをSSDに交換する際に星形のトルクスドライバー(サイズはT6)が必要です。

上記2点以外にも、取り外したハードディスクを活用する場合は、外付けハードディスクケースも。Amazon で以下の商品を購入しました。

MacBook Pro の裏蓋のネジは、小さく、ネジ頭がつぶれ(なめる)やすいので、ネジのサイズにあった「精密ドライバー」をお勧めします。

上記の Transcend StoreJet の外付けハードディスクケースは、TimeMachine 用に AirMac に USB 接続して使用しています。アルミニウム製で質感がよく放熱効果も期待できそう&自動スリープでおすすめです。

今回 SSD に交換する際にかかった費用(2016年9月時点)は、SSD 本体 13,523円、プラス00ドライバー 198円、T6トルクスドライバー334円、2.5インチ用外付け HDD ケース 1,463円になり、合計は 15,518円です。

SSD 交換の事前準備(データのバックアップと静電気)

SSD にデータを移行するために、内蔵ハードディスクの必要なデータを個別バックアップまたは TimeMachine でバックアップを作成。

iTunes でのコンピュータの認証、Adobe 製品のライセンスなどライセンス認証関連は、制限台数を超えた場合の対処など色々と手間がかかる可能性がありますので、忘れずに解除を!

iTunes は、メニューの「アカウント」にある「認証」から解除できます。
Adobe については、CSの場合は Photoshop などのメニューにあるヘルプからライセンス認証の解除が可能です。

MacBook Pro の裏蓋を触るので、静電気が逃げているような気がしますが念のため。
手洗いや金属質のものに触れる。カーペットの上での作業は避けるetc。

MacBook Pro のハードディスクを SSD に交換する手順

内蔵ハードディスクが壊れた経験がなく、初めての交換作業で不安を感じていましたが、動画を参考に挑戦しました。

写真では SSD 交換の作業の流れが断片的ですが、動画だと作業をしている様子が分かり易いですね。※ 実際の SSD 交換は、開始から 50 秒辺りなので、50 秒から始まるように指定しています。

参考までに、SSD の交換の大まかな手順は以下になります。

初めての経験で、写真を撮る余裕がなく作業過程の写真はありませんが、作業中に気になったポイントを書いています。ご参考になりましたら幸いです。

1)MacBook Proの裏蓋のネジを外す

ネジの長さが2種類ありますので、取り外したネジは、ネジの位置そのままに並べておきました。
また、ネジ穴をなめ易いので、ネジを開け締めする際は、軽い力でネジ穴に対して垂直に慎重に行う必要があります。※ネジは少し斜めに入っています。

2)MacBook Proの裏蓋を外す

液晶のヒンジ部分からパカっと外す。少し外れにくいかもです。

3)ハードディスクを固定しているネジを外す

ハードディスク上部にネジが2箇所あり、ネジを外すとハードディスクを固定している黒いプラスチックも外れます。

4)ハードディスクを持ち上げる

ハードディスクに接続されているケーブルを外すため、ハードディスクについている透明のテープを引っ張り、少し浮かしてずらします。ケーブルを引っ張り過ぎないように。

5)ハードディスクを外す

上記4の状態で、ハードディスクに接続されているケーブルを外します。

6)ハードディスクについてる固定用ネジと透明テープを外す

上記5で外したハードディスクについている固定用ネジを外します。
透明のテープは糊付けされているので、ピッと剥がしSSDに貼り直します。

7)SSDに固定用ネジと透明テープを付ける

SSDに固定用ネジと透明テープを取り付けます。

8)SSDをMacBook Proに取り付ける

上記の状態のSSDにケーブルを取り付けて、SSDを上記の 3 で取り外した黒い
プラスチックで抑えて、ネジ2つで固定します。

9)MacBook Proの裏蓋をはめてネジ止め

ネジ穴をなめ易いので、ネジの締め過ぎに注意です!

以上で SSD の交換は終了です。

SSD 交換後の macOS のインストール

交換した SSD は真っさらの状態ですので、SSD をフォーマットする必要があります。

Apple の公式サイトに掲載されている macOS 復元から macOS を再インストールする方法 が一番簡単かと思います。

macOS 復元を使えば、起動ディスクを先に消去しなければならない場合でも、簡単に Mac オペレーティングシステムを再インストールできます。準備する必要があるのは、インターネット接続だけです。ワイヤレスネットワークを使える場合は、メニューバーの Wi-Fi メニュー から選択できます。このメニューは、macOS 復元でも使えます。
macOS 復元から macOS を再インストールする方法

macOS Sierra(10.12.4)以降を過去にインストールしていない場合は、command+Rを同時に押しながら起動しインストールする方法、もしくは SD カードからインストールの方法になります。
OS X(El Capitan)のクリーンインストールの方法は、別の記事 El Capitan のクリーンインストールの方法と備忘録 にまとめています。「

サードパーティ製 SSD の場合は TRIM 機能を有効に

TRIM は、SSD のパフォーマンスの低下を防ぐ機能のことで、SSD を標準で搭載しているMacBook Proでは、TRIM はデフォルトで有効になっているようです。
ターミナル.app から TRIM の確認、有効化、無効化をするコマンドは以下になります。

TRIM が有効か無効になっているのかを確認

TRIMが有効になっている場合は、「TRIM Support: Yes」と表示されます。

system_profiler SPSerialATADataType | grep 'TRIM'
High Sierra にアップグレードした後に、TRIM が無効になっていました。
ファイルフォーマットが「APFS」に変更された為かもしれないので、High Sierra へアップグレードされた方は、一度ご確認を。

SSD の TRIM 機能を有効にする

ターミナル.app から以下のコマンドを実行します。

sudo trimforce enable

コマンドを実行後、以下の画像のようにパスワードを入力し、注意書きが表示され「y」を入力すると TRIM が有効になります。反映するまで、少し時間がかかります。

OS X (El Capitan) SSD TRIM有効化
OS X (El Capitan) SSD TRIM有効化

SSD の TRIM 機能を無効にする

参考までに、TRIM を「無効」にするには、以下のコマンドになります。

sudo trimforce disable

最後に

SSD に交換したことで、旧型の MacBook Pro が爆速になり非常に満足しています :)
2016年9月に購入しましたが、2019年11月25日現在、Crucial の SSDは問題なく動作しています。

2009年モデルの MacBook Pro 15 のメモリを 16GB にした事がありますが、私の使い方では体感はほぼ変わら無かったので、今回は SSD の交換のみにしました。

ちなみにMacBook Pro 15 Early 2011 用のメモリは、シリコンパワー 204Pin SO-DIMM DDR3-1333 PC3-10600 8GB×2枚組 SP016GBSTU133N22です。

MacBook Pro (15インチ Early 2011)は、ビデオ問題がある機種で、オブソリート製品(製造中止から7年以上)にもなり Apple のサポート対象外になり、満身創痍(MacBook Pro 15 Early 2011年モデルのGPUの不具合(3回目)解決法)ですが、まだまだ現役で使っていこうと思います。

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