GPUを無効化したMacBook Pro 2011ではPRAMクリアに要注意(元に戻す方法)

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GPUを無効化したMacBook Pro 2011ではPRAMクリアに要注意(元に戻す方法)

GPU の不具合のため、ディスクリートGPU(AMD Radeon HD 6750M)を無効化した MacBook Pro 15インチ Early 2011年モデルで、PRAMクリア(NVRAMリセット)をしてしまい GPU の不具合が再発した場合の対処法です。

GPU の切り替えを無効化して、内蔵GPU に固定対策済みの記事になりますので、GPU の不具合の解決法は、このブログの次のリンク先の記事をご覧ください。
MacBook Pro 15 Early 2011年モデルのGPUの不具合(3回目)解決法

PRAMクリア(NVRAM のリセット)のアップデートの問題点

ハードウェアの問題が起きている場合、PRAM (パラメータ RAM) または NVRAM (不揮発性ランダムアクセスメモリ) に記録されている設定情報をリセットすれば解決できる可能性があるので、リセットする作業を「PRAMクリア」として紹介されている場合があるかと思います。

PRAM と NVRAM のリセット手順は同じで、Mac の電源を入れ、すぐにoption+command+p+rの 4 つのキーを同時押しし、Mac の起動音が 2 回鳴った時点でキーを放します。

しかし、GPU不具合の解決のため、GPU を内蔵GPU に固定する設定を NVRAM に保存しているので、リセットをかけてしまうと AMD Radeon HD 6750M で起動する元の状態に戻ってしまいます。

macOSのセキュリティアップデートの様に AMDRadeonX3000.kext を再インストールはしないので、NVRAM に再度内蔵GPUで起動する設定を書き込む作業になります。

内蔵GPUで起動する設定を書き込む作業について

作業については、このブログの記事 MacBook Pro 15 Early 2011年モデルのGPUの不具合(3回目)解決法 に書かれている手順とほぼ同じですが、dGPU の AMDRadeonX3000.kext を読み込ませない作業は不要で、手順 1 から 手順 6 の「再度内蔵のGPUに固定しverboseモードで起動する設定に」の reboot の実行までになります。

正常に起動しましたら、手順 11 の「手順11 verboseモードと SIP(システム整合性保護)を元に戻す」で起動方法と SIP を戻して作業は終了です。

※ Mac App Store の自動アップデート設定をオフにしていない方は、手順 12 の自動アップデートのオフの設定をオススメします。

最後に

2020年9月24日に High Sierra 向けのセキュリティアップデートが公開されましたね。
ダウンロード - セキュリティアップデート 2020-005 (High Sierra)

セキュリティアップデートは、AMDRadeonX3000.kext を再インストールするので、Mac が起動しなくなります。セキュリティアップデートを実行する方は、このブログの次の記事を参照してください。
GPUを無効化したMacBook Pro 2011でmacOSをアップデート



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