iOSのショートカット App(旧Workflow)を使い、ワンタップで音声の出力先を Bluetoothスピーカー や AirPlay対応スピーカーなどに変更する方法です。逆に AirPlay対応スピーカーで鳴らしていた音声をiPhoneやiPadの内蔵スピーカーに変更することも可能です。
コントロールセンターを表示して、音声の出力先を選択する手間が省けて便利です。
iPadでは、以下のスクリーンショットのようにホーム画面にウィジェットを常に表示させているので、ワンタップで音声の出力先を変更することができます。
iPadで常時ウィジェットを表示するには、「設定」アプリの「ホーム画面とDock」メニューにある「“今日の表示”をホーム画面に固定」をオンにします。
iPhoneの場合は、ウィジェットを常に表示することはできませんが、ホーム画面にアイコンを追加することで、ワンタップで音声出力の切り替えが可能です。
以下のスクリーンショットのようにショートカット App でレシピを開いて、画面下部にある共有アイコンをタップ。共有メニューの「ホーム画面に追加」でホーム画面にアイコンを追加できます。
ショートカット App とは
ショートカット App は、Apple謹製のアプリですがデフォルトではインストールされないので、別途ダウンロードが必要になります。
次のリンクからダウンロードが可能です。
ショートカット App がインストールされているiOS端末からダウンロードしてください。
App Store からショートカット App を入手する
ショートカット App は、iOSの端末(iPhone, iPad, iPod)において、自分がやりたい様々なタスクやアプリを組み合わせて自動化するアプリで、iOSアプリが対応している必要がありますが、開いているデータを整形して他のアプリに送ったり、iOSアプリを連続して起動して処理、ある場所をトリガーにしてアクションを実行する etc 色々なアクション(機能)を組み合わせて、自分好みのレシピ(アクションの集合体)を作ることが可能です。
さらに詳しい情報は、Apple のウェブサイトで公開されているiPhone や iPad でショートカット App を使うをご覧ください。
それでは、実際のショートカットのレシピは以下になります。
※ 一定時間で電源がオフになるスピーカーを使っている場合は、動作しないかもしれません。
音声の出力先をBluetoothスピーカー や AirPlay対応スピーカーに変更するショートカット
次のリンクからダウンロードが可能です。
ショートカットのレシピをダウンロードする
ダウンロード完了後、ショートカット App で開くと以下のようなシンプルなアクションが入っています。
出力先の名前の部分をタップして、出力先を設定してください。
音声の出力先を内蔵スピーカーに変更するショートカット
上記のダウンロードしたショートカットのレシピをコピーして、出力先をiPhoneかiPadに変更することで、内蔵スピーカーから音声を出力することができます。
次のリンクかもらダウンロードが可能です。
ショートカット App がインストールされているiOS端末からダウンロードしてください。
ショートカットのレシピをダウンロードする
以上、iOS端末の音声出力先を変更するショートカットの紹介でした。
コントロールセンターを表示して、音声の出力先を選択する手間が少しストレスだったので、便利になってよかったです。