50歳にして合宿免許で運転免許を取ってみた-観音寺自動車学校

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50歳にして合宿免許で運転免許を取ってみた-観音寺自動車学校

50歳にして普通自動車の免許を取りに合宿免許に行ってきました。
MT(マニュアル)ではなくAT限定です。
原チャリの免許さえ持っておらず運転に関する運転免許は初めてです。
50代で取るのは難しいのではと不安に思いながら、仮免許の学科試験で1回落ちましたが無事に運転免許証を取得することができました。

私が合宿免許の教習所を申し込んだ「合宿免許の検索ウェブサイト」や仮免許を取得した教習所「観音寺自動車学校」、合宿免許卒業後に受ける最後の試験場「運転免許センター」についてレポートします。
参考にして頂ければ嬉しいです。

2023年12月19日時点では、自動車学校についてのレポートとなります。
後日追加していきます。

合宿免許を選んだ理由

2023年6月時点の相場になりますが、地元の自動車教習所では普通自動車AT限定では35万円ほどかかります。
ゆっくり学べそうで良いのですが、自宅から教習所までかなり遠いので通学の手間や教習の予約など大変になりそうでした。

幸い時間があったので費用と期間を格段に抑えられ、2週間ほどの短期間で免許取得と観光もできそうな合宿免許を選びました。

申し込んだ香川県にある観音寺自動車学校は、2023年6月時点でシングルルームで3食込みと天然温泉入り放題で「236,500円(税込)※1」でした。
宿泊施設(2階建アパートで30室ほどの規模)の横に提携している天然温泉の施設(運営会社が同じ)があるので、お昼と夜の食事と入浴(温泉)はその施設に行きます。なかなかお得な値段設定でした。
※1 別途、仮免試験料(申請手数料)1,700円(1回)と仮免許交付手数料1,150円が必要

50代の合宿免許の申し込みにあたって

関西か四国エリアにある教習所を探したので他エリアだと少し事情が異なるかも知れません。ご了承下さい。

申し込む方法は、おまかに「自動車教習所へ直接電話やウェブサイトなどから申し込む方法」と「代理店(仲介業者)が運営している合宿免許検索ウェブサイトを経由して申し込む方法」の2通りがあるかと思います。

私の年齢では年齢制限で申し込みを受け付けていない場合がありました。
特に自動車教習所へ直接申し込む場合は年齢制限で申し込めない事が多かったです。
理由は分かりませんが代理店経由だと年齢制限が緩くなる傾向があり、「50歳まで可」など条件を設けている教習所が多かったです。

数ヶ所めぼしい教習所に直接申し込もうとしましたが、年齢制限にひっかかり申し込みができなかったので、合宿免許検索ウェブサイト経由での申し込みとなりました。

おすすめの合宿免許検索ウェブサイト

私が申し込みしたウェブサイトは、「免許合宿ライブ」です。

免許合宿ライブのウェブサイトのキャプチャ画像
免許合宿ライブのウェブサイトのキャプチャ画像

ウェブで検索すると多くの合宿免許の検索ウェブサイトがずらっと表示されますが、ウェブサイトの見易さや運営会社の安心感など「免許合宿ライブ」がいちばん安心できそうで良かったです。

免許合宿ライブの運営会社は、株式会社ナンバメイトという企業が運営しています。
1989年から起業し運転免許事業を始めており、現在は株式会社マイナビと「マイナビ学生の窓口 合宿免許」を共同運営しています。

自動車教習所に関連する組織にも所属しており、公正取引委員会認定の指定自動車教習所公正取引協議会の賛助会員、消費者へ自動車教習所を適正に紹介する事業を行う企業団体の一般社団法人 全国自動車教習所エージェント協会の正会員になっています。ナンバメイトの代表取締役の時野 学氏は、全国自動車教習所エージェント協会では理事をしています。

ウェブサイトの情報も大事ですが、私が実際に免許合宿ライブのカスタマーセンターの方の対応を体験してみて非常に良かったです。
メールでの問い合わせの返事は的確で素早く、観音寺自動車学校での合宿免許中でも相談にのって頂き,教習所との交渉も間に入って対応して頂けました。

免許合宿ライブから申し込むと、国内旅行傷害保険がついているので合宿中でも安心です。

ぜひ、合宿免許を検討中の方は「合宿免許ライブ」で探してみてください。


免許合宿ライブの特徴がご利用ガイドのページにまとめられていますのでご覧ください。
合宿免許ライブ「ご利用ガイド」

申し込みの前に確認

年齢を重ねると若い時より体力や運動神経、暗記力など心配になってきます。

スケジュール通りに教習が進めは良いのですが、スケジュール通りに行かない場合など追加費用がかかる場合があり想定外の出費は避けたいので、追加費用がかかる箇所は要チェックです。

私の場合、元々暗記する作業が苦手なので予想していた通り、仮免許証を取得する為の学科試験で1度落ちて再試験をしたので、再試験に1,700円かかりました!

この再試験の仮免試験料(申請手数料)の1,700円は、どの教習所も徴収しているようでしたが、教習や学科が進まない場合に技能教習の追加教習や宿泊の延泊保証などの制度が教習所により色々とあります。
保証内容も年齢により違いがある場合が多いので要チェックです。

教習や宿泊の保証内容

合宿中のスケジュールは決まっているので、効果測定や仮免許の試験で落ちたり体調不良でスケジュールの組み直しが必要になった場合は、追加料金がかかります。
ほとんどの教習所は保証があるかと思いますが、各教習所により条件は違います。

観音寺自動車学校の場合は、
次の保証内容(2023年6月時点)でした。
仮免学科に1度落ちたので、1泊延長になりましたが保証範囲内だったので無料でした。

※ 25歳までの方

  • 技能教習/卒業まで無料
  • 技能検定/卒業まで無料
  • 宿泊食事(1日3食付※自炊プランは食事なし)/卒業まで無料

※ 26歳~50歳迄の方

  • 技能教習/最短時限数+延長5時限
  • 技能検定/各1回
  • 宿泊食事(1日3食付※自炊プランは食事なし)/最短卒業予定日+延泊3泊

追加料金は非常に高いので出来るだけすむスムーズにクリアできるようにしたいですね。

  • 技能教習:4,000円(税込4,400円)/時限
  • 修了検定:5,000円(税込5,500円)/回
  • 卒業検定:6,000円(税込6,600円)/回
  • 仮免学科:1,700円/回
  • 宿泊保証:自炊プラン4,000円(税込4,400円)/泊
  • 自炊以外のプラン 5,000円(税込5,500円)/泊

保証内容や追加料金も教習所により違いがあるので要チェックです。
※ 合宿免許の費用以外には、必ず仮免試験料(申請手数料)1,700円(1回)と仮免許交付手数料1,150円がかかります。

免許合宿ライブでの申し込みから出発までの流れ

免許合宿ライブのウェブサイトで行きたい教習所が決まったら、教習所の詳細ページにある「この教習所に申し込む」ボタンをクリックして手続きをします。

免許合宿ライブの申込ボタン
免許合宿ライブの申込ボタン

次のページでは、申し込みフォームになっていて氏名や住所、入校希望日などを入力して申し込む流れになります。

私の場合、支払い方法は「銀行振込」にしました。
分割払い(ローン)やクレジットカードなども可能です。持っているクレジットカードは殆どポイントが付かないので早く支払える銀行振り込みにしました。

合宿免許ライブのコールセンターからの連絡

申し込みフォームから申し込むと以下のような自動返信メールがきます。

お客様の合宿プランお申込みの送信が完了いたしました。
ご希望の教習所・宿泊プランの空室状況を確認の上、担当アドバイザーより、ご希望の連絡方法でご連絡させて頂きます。
万一、運転免許センターからの返信が届かない場合は、再度お申し込みいただくか、フリーダイヤル<0120-xxx-xxx>までご連絡ください。

免許合宿ライブ, 株式会社ナンバメイト

その後、合宿免許ライブから申し込んだ予約が取れるか否かの連絡があります。

申し込みフォームで「ご希望の連絡方法」をE-mailにしたので、数時間後にはE-mailで連絡がありました。入校日や卒業予定日や宿泊プラン、入金手続きの案内など必要な事柄がE-mailに書かれています。

私の場合、合宿免許の料金の支払いは銀行振込にしたので振込先の案内がありすぐに振り込みしました。
後日、封書で予約確認書や入校の案内、規約など書類一式が送られてきます。
入校時に必要なものなど詳細に書かれているので、特に困ることはなかったです。

入校日の当日について

当日はかなりバタバタしました。
※ スケジュールは、時期や混み具合などで変わると思うので参考まで。

合宿免許ライブから送られてきた書類に「入校の案内」があるので、集合場所や時間など記載されています。
私の場合は、「JR観音寺駅前に11時40分頃」集合でした。

JR観音寺駅の外観 2023年6月
JR観音寺駅の外観 2023年6月

随分とざっくりした場所指定で心配しましたが、殆ど車は止まっていないのですぐにスクールバスが分かり安心。
上記写真の右手(改札から出てくると左手)に駐車スペースがあります。

そのままスクールバスで宿泊施設(2階建てアパート)にいき、門限や施錠などのセキュリティや設備の説明を受け、ルームキーを貰い部屋に荷物を置き、すぐに同じ敷地にある温泉施設に移動。

食事の予約の取り方(前日に予約が必要)など説明を受け、その足でスクールバスに乗り込んで教習所(車で10分ほど)へ。
教習所では、教習原簿や仮免許証用の写真撮影、施設や教習の受け方などの説明を受けました。

その後すぐに教習の「学科1」が始まります。
授業は全てオンラインでスマホやタブレットを見て学習しますが、この学科だけ対面授業でした。

授業の間は10分しかなく、すぐに次の授業「カートレ」が始まりました。ゲーセンのレースゲームのようなもので指示どおりに操作するだけです。
入校当日の最後は、「普通車」でなんと実車での運転と盛りだくさんでした。

合宿免許で選んだ「観音寺自動車学校」のプランについて

合宿期間の予定は、14日間です。
教習所は、香川県の観音寺市にある「観音寺自動車学校(かんおんじ自動車学校)」です。
※ 免許合宿ライブのウェブサイトでは、「かんおんじ自動車学校」と観音寺の部分がひらがな表記になっています。

観音寺自動車学校の外観と技能講習コース
観音寺自動車学校の外観と技能講習コース

教習所の場所は、JR観音寺駅からおおよそですが「車で5分」「徒歩で30分」ほどのところにあります。
周りは住宅街でケーズデンキやスーパーのマルヨシセンターがあります。
教習所では自転車の貸し出しとコインロッカーや冷蔵ロッカーがあるので、授業の合間に自転車で遠くへ行ったり買い出しができます。

教習所から宿泊施設まで歩くと1時間ほどかかります。
私の場合、教習所で授業が終わると散歩がてら宿泊施設まで歩いていました。




プランと教習料金など総額は以下になります。

入校先の教習所観音寺自動車学校
取得する運転免許普通車(AT)
宿泊プランシングル(男性/個室/カシータII)
教習料金236,500円(税込)
仮免試験料1,700円(税込)
 1,700円(税込)※ 2回目
仮免交付料1,150円(税込)

総額 24,1050円(税込)でした。

香川県の観音寺市について

観音寺市は、香川県の西端に位置する市です。
2kmにわたって白い砂浜が続く有明浜があり、その白砂に描かれた銭形砂絵 「寛永通宝」(琴弾公園)や標高404メートルの稲積山にあり写真映えしそうな「高屋神社 ~天空の鳥居」(天空のブランコ)が知られているかと思います。
詳しくは、観音寺市の公式ウェブサイト 観光情報をご覧ください。

実はずいぶん前に四国八十八ヶ所のお遍路で周った時にJR観音寺駅から近いホテルに宿泊したことがあります。
宿泊施設の近いところに四国八十八ヶ所の札所が2箇所あり、大変珍しい形態になっています。
「第68番札所 七宝山 神恵院」と「第69番札所 七宝山 観音寺」が同じ場所にあるので、同時にお参り可能です。
空き時間に参拝に行ってみるのもオススメです。

関連記事四国八十八ヶ所巡礼 自転車でお遍路 (準備編)

宿泊施設「カシータII」について

私が選んだプランの宿泊施設(男性シングル/カシータII)は有明浜の目の前にあります。次の写真の薄いグリーンの2階建てです。30室ほどあるかと思います。
部屋にはエアコンや大きな収納がありますが洗面所やトイレは無く、共同になります。その他にキッチンやシャワー、洗濯機があります。
各階の両端に上記の設備があるので、部屋から近い方を使っていました。

※ プランによりカシータII(男性シングル/ツイン)以外には、カシータI(女性シングル/ツイン)と讃岐マンション(シングル/相部屋)の合計3つの宿泊施設があります。同じ敷地内にあります。

観音寺 カシータll(男性シングル)の外観
観音寺 カシータll(男性シングル)の外観

海側のシングルルームでしたので、部屋の窓からの景色は最高で波の音もよく聞こえました。
合宿期間中は快晴が殆どなかったので残念でしたが綺麗でした。

カシータIIの海側の部屋からの景色
カシータIIの海側の部屋からの景色

カシータIIの目の前も有明浜ですが、いちばん端なので狭く次の写真のように景色の良い方は5分ほど歩いたところです。

観音寺市にある有明浜の眺め
観音寺市にある有明浜の眺め

カシータIIの壁の薄さや音について

寝る時用の耳栓を買いましたが使わずでした。
部屋の壁はそれほど薄くはないかと思います。
左右の部屋の音はほぼ聞こえなくて居ないかと思っていましたが静かな方だったのかも知れません。

どこからか不明ですが椅子を引きずる音はかなり響いていました。
部屋のドアから廊下の音はよく聞こえるので、宿泊施設の両端にあるスペース(テーブルや椅子あり)で大きい声で騒いでいるとかなり聞こえます。
私は特に気にならないのですが、合宿期間中は幸い遅い時間まで騒いでいる方はいなかったので眠れました。

入浴と食事は「天然温泉施設」琴弾廻廊で

昼食と夕食と入浴は、宿泊施設の敷地内にある天然温泉施設「琴弾廻廊」(ことひきかいろう)ですませます。
温泉つき合宿免許はなかなか無いのではないでしょうか。
※ 運営会社が観音寺自動車学校の運営会社と同じ(讃岐煉瓦株式会社)なので合宿免許料金も抑えられお得ですね。

天然温泉施設「琴弾廻廊」(ことひきかいろう)の外観
天然温泉施設「琴弾廻廊」(ことひきかいろう)の外観

上記写真の左側の建物が温泉浴場への廊下です。
露天風呂の部分がかなり広いので、ゆったりできます。
合宿期間中は無料ですが、平日大人の入浴料は850円です。

琴弾廻廊(ことひきかいろう)での3食の例
琴弾廻廊(ことひきかいろう)での3食の例

朝食は、前日に琴弾廻廊の売店でパンやごはんパックを選んで持って帰ります。
昼食と夕食は、館内の食事処で食べます。
少し手間ですが前日に時間の予約をする必要があり、メインディシュ以外は自分で好きな量を取る方法になります。

さいごに

後日いろいろと加筆していきます。
運転免許書の最終関門「運転免許センター」についても少し書いていく予定です。

香川県はうどんで有名ですね。
実は、うどんはそれほど好物ではないので香川県に15日間も居たの1回も有名店には行っていません。
食事ありプランだとかなり満腹な量を食べられると思いますが、食事無しプランにして自転車でうどんの有名店などを周るのも良いかもしれません。教習所でママチャリを無料で貸して貰えます。

観音寺自動車学校の教官の方々は、親切丁寧な方が殆どで教え方が丁寧でした。
どうしても合わない人はいるかと思うので、もしかすると嫌な教官にあたる可能性がありますが、基本的には同じ教官には何度もあたらないようなので安心です。
私の場合は2人同じ教官に2回あたりましたが毎回違う教官でした。

実技(運転)は意外と運転できました。
S字やクランクの脱輪、教官に急ブレーキを踏まれた事も無く無事に進んで行きましたが、縦列駐車やバックでの方向転換はハンドルと車の向きの感覚が掴めず少し苦労しました。

学科はオンラインのみなので、動画を見て勉強する方法になります。
タブレットの貸し出しはあるようですが、iPadを持参していたのでiPadを見て勉強しました。
歳なのか久々の勉強だからか、なかなか頭に入らないので難儀しました!
仮免許の試験前に勉強の効果を測るためにパソコンを使っての試験「効果測定」があるのですが、何度しても基準点をクリアできず苦しみました。次第に簡単な問題になっていくので何度もしているとクリアできます。
例題を解いて感覚を掴む感じです。

学科の勉強が大変でしたが、活動範囲がグッと広まり自動車の運転免許をとって良かったです。
とはいえ車両感覚が不安でバック駐車が苦手なので、いまだに駐車場探しが大変です。

ぜひ「免許合宿ライブ」で探してみてください。


免許合宿ライブの「観音寺自動車学校」の詳細ページは、かんおんじ自動車学校 からお進みください。



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