ついに日本時間の7月1日午前0時にApple Musicがはじまりましたね!
公式サイトによるとApple TVとAndroidプラットフォームは、秋にサービスインの予定。
Apple Musicの動作環境
- iOS8.4 (iPhone、iPad、またはiPod touch)※iOSソフトウェアのアップデート方法
- iTunes 12.2 以降 (MacもしくはWindowsパソコン)※Mac App StoreのアップデートもしくはAppleのウェブサイトから
サポート情報をまとめたApple Musicサポートが公開されています。

iTunes Matchとの連携
Apple MusicはiTunes Matchと連係しますか?
はい。Apple MusicとiTunes Matchはそれぞれが独立したものですが、補完的な関係にあります。
iOSやiTunesのUIを見るとiTunes Matchという表記は消え去っています!
ライブラリのアップデートは、「iCloudミュージックライブラリ」という表記になったようですね。場所は、iTunesのメニューバーの「ファイル -> ライブラリ -> iCloudミュージックライブラリをアップデート」 です。
Apple Musicで気になった部分
iTunes Matchとの併用のため混同している部分があるかもしれません。ご了承ください。
Apple Musicの曲の扱いが自分のライブラリとシームレスすぎて少し戸惑います。
iTunesで「iCloudの状況」を表示させれば判別はつきますが、Apple Musicを解約した時の曲の扱いが心配。グレーアウトした状態になるんでしょうか(^_^;)

Apple Musicでダウンロードされた曲は、下記に保存されます。
※Macの場合
/Users/ユーザ名/Music/iTunes/iTunes Media/Apple Music
※iOSの場合
設定app -> 一般 -> 使用状況 -> ストレージを管理 -> ミュージック

最近追加した項目
既に持っている曲でもプレイリストに追加する事で、新規として追加されてしまう。iTunesでは「最近追加した項目」は消えてますね。
歌詞の追加と音量調整(iTunes)
サードパーティー製の歌詞検索&自動追加アプリ「 Singer Song Reader 」は、ローカルに保存した曲のみ歌詞の追加が可能でした。最新バージョン(Ver 4.0)で、iCloudミュージックライブラリの曲に対応済みです。
追記 2019/11/12 Singer Song Readerのウェブサイトが表示されないのでリンクを削除しました。
サードパーティー製の自動音量調整アプリ「 iVolume 」は、ローカルに保存の有無にかかわらず音量調整は不可でした。
※iTunesで曲ごとに手動で調整するのは可能
追記 2015/07/06 06:00AM iTunes 12.2に対応するがライブラリ取得時のエラー対応のみ。
歌詞と音量調整は自動で処理をしていましたので、Apple MusicのAPIを公開してほしいですね。
ただ、DRM(デジタル著作権管理)ですので、サードパーティー製のアプリにAPIを公開するのは厳しいかもしれませんね。
AppleがDRMを解除の流れを作ったのに(笑)
聴いた曲を記録(iOS)
2009年からLast.fmで聴いた曲をライフログ的に記録(Scrobble)しています。
サードパーティー製のアプリ「 SmartPlayer」と「 Scrobl 」は、共に問題はありませんでした。
現時点(2015/07/02)でのアプリの振る舞い
・SmartPlayer
iTunes Matchに対応しているので、自分で作成したプレイリストに入れれば再生可能です。Last.fmのScrobbleは問題なし。
Apple MusicのFor You、New、検索に対応されれば完璧です。
・Scrobl
SmartPlayerと同じく、自分で作成したプレイリストにある曲という条件でScrobble可能。
Apple謹製のミュージックappを使うので、ラジオ以外は対応して欲しいところです。
DRMの制限のためAppleの今後の方針によりますが、Apple Musicのサービスを利用できるサードパーティー製のアプリの登場を期待したいですね。
最後に
For You(おすすめ)、News(新譜)、Radio(ラジオ)、Connect(SNS)がメインのサービスですね。Connectは既に静まり返っているし、For Youは時間の経過と共にネタ切れになりそうですが、毎年9月に行われるiTunes Festivalのライブ配信やApple TVの対応など今後のアプローチが気になりますね!
Apple製品に囲まれている&音楽はデジタルデータに完全に移行済みなので、Apple Musicに音楽関連を全て委ねて、潔くローカルに保存した曲を全て消去したい気分も少しあります(笑)既に映画はHuluやAmazonに完全に移行済みです。
現時点では無料コンテンツのラジオ(Beats 1)だけで充分ですので、半年毎に1ヶ月だけメンバー登録というのがベターかなと思います。毎月数曲購入しているので、Apple Musicはお得と言えばお得なのですが…。One more thing...が欲しい(笑)
「5年契約するとDRMフリー500曲ダウンロード可」みたいな複数年契約特典プラン、待ってます!
Matchに加入していてもApple Musicになってしまう問題が修正されました。
http://iphone.appleinsider.com/articles/15/07/13/itunes-1221-solves-problem-with-itunes-match-tracks-converted-to-apple-music-drm
siriusuさん、情報ありがとうございます!
なんと!Apple MusicのみだとDRMが付与されるとは…。依然ローカルの自分のライブラリは重要ということですね。
下記のブログで詳しく検証されていましたので、読んでみたいと思います。
http://mi.kobonemi.com/entry/AppleMusicとiCloudミュージックライブラリとiTunesMatchとDRM
Matchとは違い、自分でローカルに持っている曲でもiTunesからダウンロードするとDRM付きのファイルが落ちてきます。そのため、オリジナルのファイルを削除してしまうとApple Musicを解約した途端に全て聴けなくなってしまいます。
すでにご承知かとは思いますが念のため。
tauruslate さん、情報ありがとうごさいます!さっそく記事をアップデートさせていただきました。
最新バージョンの動作も確認しました :)
Singer Song Reader - iCloudミュージックライブラリへの歌詞書込みに本日対応いたしました(Ver4.0)。書込み後、数分でiPhoneなどのiOSデバイス上で歌詞を表示できます(Music App など)。いずれ iTunes 内にカラオケ風の歌詞表示機能が搭載されるといいのですが、なかなかその兆しは見えませんね。