El Capitan のクリーンインストールの方法と備忘録

2016年10月3日

Mavericks (10.9) か Yosemite (10.10) から上書きアップデートをしていたので、設定方法など色々と変更になっている/忘れていた部分があったので、OS X El CapitanのクリーンインストールとMacアプリのインストールの備忘録です。

OS X El Capitan について

2015年9月30日にリリース。Mac OS X(マック オーエス テン)としては、このEl Capitan (10.11)が最後のバージョンですね。最初のOS Xは、2001年3月24日にリリースされました。

ウィキペディア OS X El Capitanより引用

OS X El Capitan(オーエス テン エルキャピタン)は、アップルが開発したMacintosh向けのオペレーティングシステム(OS)。OS Xシリーズの12番目のバージョンである。バージョンナンバーは10.11。OS X Yosemiteの後継バージョンとして、2015年9月30日に無料でリリースされた。

バージョン 10.1.2からOSの名称が変更になり macOSに。2016年9月20日にリリースされた macOS Sierra(マックオーエス シエラ)が現時点での最新OSになります。

macOS Sierra
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料(記事投稿時)

El Capitan クリーンインストールの事前準備

移行するデータとコンピューターの認証解除について。

重要なデータをバックアップ

念の為Time Machineで常時バックアップしていますが、Time Machineからの復元は、時間がかかりそうなのと要らない設定ファイルまで復元されてしまうので試した事がありません :) クリーンインストールの際は、以下のフォルダをまるごとバックアップして移行しています。

  • ユーザーフォルダ内のライブラリ
  • 書類
  • ミュージック
  • 写真
  • ダウンロード
  • デスクトップ

iTunesの認証やAdobeのライセンスを解除

登録台数を超えると手間がかかるので、解除しています。

Apple IDとパスワード、信頼できる端末を用意

Apple ID の 2 ファクタ認証を設定している場合は、Apple ID認証後に信頼できる端末が必要なので手元に用意。

El Capitanのクリーンインストールの方法

クリーンインストールの3つの方法です。

Mac App Storeからクリーンインストール

El CapitanのインストラーをMac Apple Storeからダウンロードし、インストーラーを起動→ディスクユーティリティでハードディスクをフォーマットし、El Capitanをインストール。※App Storeを開いて表示される上部タブの「購入済み」からもダウンロードが可能です。

OS X 復元システムからクリーンインストール

Mac起動時に「command + R」を押し起動→ディスクユーティリティでハードディスクをフォーマットして、El Capitanをインストール。※要Apple IDとインターネット接続環境

SDカード(USBメモリ可)からクリーンインストール

Mac App StoreからEl Capitanのインストーラーをダウンロードして、SDカードにコピーし起動可能なSDカードを作成。

SDカードをインストールディスクにする方法

Mac App StoreからEl Capitanのインストーラーをダウンロードし、ターミナル.app で以下を実行します。※UNTITLEDの部分は、SDカードの名称ですので、お使いのSDカード名に変更してください。

sudo /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/UNTITLED --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app --nointeraction

10分ほどで終了しました。
SDカードの名称は 「Install OS X El Capitan」になっています。これで、Mac起動時に「Optionキー」→SDカードから起動しEl Capitanをクリーンインストールすることができます。
ネット環境が無くてもインストールできますし、ディスクユーティリティも使えますので、もしもの時に備えて作成しておくのも良いかもです。

以上で、クリーンインストールは終了です、
以下はクリーンインストール後のOSの環境設定やMacアプリのインストールについての内容になります。

El Capitanにインストールするアプリ

メインで使っているアプリ一覧です。

Mac App Storeからアプリをダウンロード

Mac App Storeからインストールするアプリ一覧。
※Mac App Storeが開きます。

公式ウェブサイトからアプリをダウンロード

El Capitanにデータを移行

外付けのハードディスクにあるバックアップデータからデータを移行します。

1Passwordのデータ保管場所

先ずは 1Password のデータをインポート。
ウェブサイトやAirMac関連などのID/パスワードや重要なメモなど1Passwordで管理して、iPhoneやiPadとデータを同期しています。ブラウザにパスワードを記憶させる必要が無く、IDとパスワードの入力が楽になるのでオススメです。
1Password – Mac版1Password – iPhone/iPad版

1Passwordのデータは、以下のディレクトリにあります。

~/Library/Containers/2BUA8C4S2C.com.agilebits.onepassword-osx-helper
1Passwordのバックアップファイルの場所
~/Library/Containers/2BUA8C4S2C.com.agilebits.onepassword-osx-helper/Data/Library/Backups/

El Capitanのメール移行

以下のデータを移行。

システム環境設定...のインターネットアカウントの設定
/Users/[UserName]/Library/Accounts/
メールデータとMailアプリ設定関連
/Users/[UserName]/Library/Mail/
/Users/[UserName]/Library/Mail Downloads/
/Users/[UserName]/Library/Containers/com.apple.mail/
/Users/[UserName]/Library/Preferences/com.apple.accounts.plist
/Users/[UserName]/Library/Preferences/com.apple.accountsd.plist
/Users/[UserName]/Library/Preferences/com.apple.mail-shared.plist
/Users/[UserName]/Library/Preferences/com.apple.MailMigratorService.plist
/Users/[UserName]/Library/SyncedPreferences/com.apple.mail-com.apple.mail.vipsenders.plist
/Users/[UserName]/Library/SyncedPreferences/com.apple.mail.plist

※詳細は以下の記事に記載しています。

El Capitan (10.11.6) でのメールデータの移行とバックアップの方法

MacBook Pro 15 2011 Early用のColorSync

モニターキャリブレーションしたモニタプロファイル。
デフォルトでColorSyncフォルダーがないので、フォルダごとコピー。

~/Library/ColorSync

フォント

フォントは、無いと困るので溜まっていく一方ですね。

~/Library/Fonts

iTunesに含まれているiPhoneやiPadのバックアップファイル

iPhoneやiPadをiTunesで同期すると、自動でローカルにバックアップを作成してくれます。
バックアップファイルは、以下のディレクトリにあります。
iPhone、iPad、および iPod touch のバックアップを探す – Appleサポート

~/LibraryApplication Support/MobileSync/Backup

Panic社のCoda 2とTrasnmit

Coda 2とiOSアプリのCodaとのサイト設定は、Panic Syncで同期。
Transmit のお気に入りからサイト設定を読み込む場合は、Transmitでお気に入りを書き出し。拡張子は「.exportedFavorites」

Transmitの設定ファイル
~/Library/Preferences/com.panic.Transmit.plist
~/Library/Application Support/Transmit
Coda 2の設定ファイル
~/Library/Preferences/com.panic.Coda2.plist
~/Library/Application Support/Coda 2

その他のデータについて

「ユーザーフォルダ内のライブラリ」からのデータは上記のファイルのみです。
あとは、以下の容量の大きいファイルをそのまま同じディレクトリにコピーするだけです。

  • 書類
  • ミュージック
  • 写真
  • ダウンロード
  • デスクトップ

OSの使い勝手の部分の設定変更

少しの変更ですが、非常に重要な部分ですね。

システム環境設定…

  • 「共有」 コンピュータ名を変更
  • 「一般」 アピアランス -> グラファイト
  • 「一般」 サイドバーのアイコンサイズ -> 小
  • 「Dock」 ウインドウのタイトルバークリック -> しまう
  • 「トラックパッド」 軌跡の速さ -> MAX
  • 「マウス」 福ボタンのクリック -> ON 右側をクリック
  • 「アクセシビリティ」マウス/トラックパッド トラックパッドオプション… ドラックを有効にする
  • 「アクセシビリティ」 透明度を下げるにチェック
  • 「キーボード」 数字を全角入力をオフ

Finderの検索条件を増やす

「その他…」から「不可視のファイル」と「システムファイル」をメニューに追加

Karabiner キーの設定変更

USキーボードを使用しているため、デフォルトでは入力ソースを変更する際に2つのキーを同時押しする必要があります。
キーボードカスタマイズツールのKarabinerを使用すれば、「コマンド」キーのみで入力ソースを変更することが可能です。

Karabinerの設定ですが、「コマンド」キーを押すたびに入力ソースの切り替えをしたいので、以下の項目にチェックを入れています。
Change Command_L Key カテゴリ内にあります。

Command_L to Command_L (+ When you type Command_L only, send KANA/EISUU (toggle)))

※Karabinerは、設定項目が多いので、アプリの検索窓で「japanese」と検索すれば、日本語関連の設定のみが表示されます。

インストールしたアプリの設定やトラブル解消など

Xcode インストール時のトラブル

Xcodeのアップデートが「インストール中」から進まない症状。
バックグラウンドで動いている iTunesHelper もしくは、 storedownloadd を強制終了。その後、再起動やMac App Storeからサインアウトなどを試してみる。

Adobe Cative Suite CS5 を El Capitan にインストール

Adobe CS5をインストール後にPhotoshopやIllustratorなど起動するには、AppleのウェブサイトからJava for OS X 2015-001をダウンロードして Java 6 ランタイムをインストールするのが定番でしたが、Javaをインストールしないでも動作が可能なようです。

参考にさせていただいたウェブサイト
macOS Sierra (10.12) で Photoshop CS6 / Illustrator CS6 を使う
MacRumors Adobe CS5 and El Capitan?

Adobe CS5 インストールの手順

Java6がインストールされているように見せかける方法です。
PhotoshopやIllustratorは、起動時にJavaがインストールされているかどうかのチェックのみだったという事ですね。

※Adobe公式サポート外の裏技的なもので、アプリの動作を保証するものではありません。
また、システムを変更するため、Macが起動しなくなったり、セキュリティに問題が出る場合がありますので、ご注意ください。

1) SIP(システム整合性保護)を無効にします。
2) 次にターミナルから以下を実行して、フォルダを2つ作成します。

sudo mkdir -p /System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk
sudo mkdir -p /System/Library/Java/Support/Deploy.bundle

3) 最後にSIP(システム整合性保護)を元の状態(有効)に戻します。

SIPを無効または有効にする方法は、以前書いた記事を参照してください。

MacBook Air専用USB Super Drive (MB397G/A)をMBP (El Capitan)で動かしてみました

以上の手順で、Appleの「Java for OS X 2015-001」をインストールしなくても、「Java6があるな!」とPhotoshopやIllustratorに思わせる事で起動することが可能になります。

Adobe CS5のインストーラー起動時に、 “[インストーラ名]は壊れているため開けません。”というエラーが出る

OS X:Gatekeeper について – Apple サポート

Gatekeeper のオプションは、Apple メニュー >「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」>「一般」タブの「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」で設定できます。

上記の方法で、「すべてのアプリケーションを許可」に一旦変更すれば、インストールすることが可能です。

Adobe CS5 のアップデートでエラーが出る

メニューの「ヘルプ」 -> 「アップデート…」からだとエラーが出てアップデートできません。
手動で個別にアップデートすればOKですが、Adobe Application Managerをアップデートしたらアップデート可能なものがあったので、備忘録です。

Adobe Application Managerをバージョン6.2にアップデート。
Adobe ApplicationManager6.2_all.dmg

アップデートOKなもの

  • ○ Photoshop Camra Raw
  • ○ Photoshop 12.0.4

アップデートできず

  • × Brigde 4.0.5
  • × Illustrator 15.0.2
  • × Adobe Player for Embedding 3.1
  • × CS5 用 CS Live サービス
  • × Adobe XMP パネル CS5
  • × ExtendScript Toolkit 3.5.1

※個別のアップデータは、Adobe 製品のアップデートにあります。

CS5 Illustrator の終了時に『予期しない理由で終了しました』

以前は発生していましたが、クリーンインストール後の私の環境では、この症状は発生していません。
発生する場合は以下のフォルダをリネームして機能から外します。

~/Library/Application Support/Adobe/CS5ServiceManager

別の方法として、Illustratorアプリの「機能拡張フォルダ」にあるの “Services.aip” をプラグインフォルダの外へ移動する事でも可能です。

Creative Cloud Cleaner Tool を使用してインストールに関する問題を解決

トラブルがあって、再インストールする必要が出てきた場合のために。
Creative Cloud Cleaner Tool を使用してインストールに関する問題を解決する

Creative Cloud および Creative Suite アプリケーションのインストールレコードは破損することがあり、インストール時の問題の原因となることがあります。Creative Cloud Cleaner Tool を使用することで、これらのインストールレコードを確実に削除することができます。プレリリースソフトウェアをインストールしている場合などに役立ちます。

Adobe AIR を削除するには

Adobe AIR の削除
ユーティリティフォルダにあるAdobe AIR Uninstallerを実行。

/Applications/Utilities/Adobe AIR Uninstaller

上記の方法では、アンインストールできませんでしたが、Adobe AIRを最新バージョンにアップデートした後だとアンインストールできました。

Homebrew をインストール

ターミナルで以下を実行。

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

※Homebrewのインストールについての詳細は以下の記事に記載しています。

HomebrewをYosemiteにインストール(追記 El Capitan)

Homebrewに git をインストール

まずは、ターミナルでOSにデフォルトでインストールされているGitのバージョンを確認。

git --version

Homebrewにgitをインストール

brew install git

デフォルトでは無く、 /usr/local/bin/git にあるgitを呼び出しているか確認

which git

GitHubからローカルにclone

GitHubのウェブサイトのRepositoryを開き「Clone or download」をクリックして、Open in Desktopで、ローカルにインストールしたGitHubクライアントで開く。

Safari の機能拡張

インストールしているSafari機能拡張一覧です。
1Password – パスワード管理
Ghostery – 広告ブロック
Adguard AdBlocker – 広告ブロック
Save to Pocket – Pocket
Resize Windows – ブラウザのウィンドウサイズ変更

Day Oneアプリの自動化設定

「システム環境設定」->「省エネルギー」->「スケジュール…」でMacの起動時間を設定。
Mac自体の自動起動を設定後、決まった時間にプログラムを実行するために、以下のディレクトリにファイルを配置。

~/Library/LaunchAgents

上記ディレクトリに配置するだけでは、Macを再起動しないとシステムに反映されませんが、ターミナルで以下のコマンドを実行することで即反映が可能です。

LaunchAgentsに登録
launchctl load /Users/KEN-G/Library/LaunchAgents/local.job.plist
LaunchAgentsから削除
launchctl unload /Users/KEN-G/Library/LaunchAgents/local.job.plist
LaunchAgentsに登録されている内容を確認
launchctl list com.craigeley.Sifttter

※Day Oneアプリの自動化の詳細は、以下の記事に記載しています。

Day One アプリの日々の使い方(自動化)

Atom

インストールしたパッケージなどは、以下の記事に記載しています。

Macのテキストエディタ「Atom」の設定とパッケージ

Macのストレージの「バックアップ」を削減する方法

ハードディスクに容量の余裕があると、TimeMachineはローカルスナップショットを一定の割合まで自動で作成します。
ハードディスクの容量が少なくなれば、自動でローカルスナップショットを削除しますが何ともアレな機能です :P

ターミナルから以下を実行することで、ローカルスナップショットの一時的な削除または停止など可能です。

ローカルスナップショットをオフオンで一時的に削除。
※TimeMachineのオフオンでも同様の効果があります。

sudo tmutil disablelocal && sudo tmutil enablelocal

ローカルスナップショットをオフにする

sudo tmutil disablelocal

ローカルスナップショットをオンにする

sudo tmutil enablelocal

OS XとiOSでユーザ辞書が同期されない場合の対処法

iCoud Driveのユーザ辞書を初期化し、バックアップしたユーザ辞書を戻して同期させます。

まずは、ターミナル.appでユーザ辞書のファイルをリネームします。

cd ~/Library/Mobile\ Documents/com\~apple\~TextInput/
mv Dictionaries Dictionaries_bak

上記のコマンドを実行後に、MacとiOS端末を再起動。
再起動後、ターミナル.appでリネームしたユーザ辞書を元の名称に戻します。

cd ~/Library/Mobile\ Documents/com\~apple\~TextInput/
mv Dictionaries_bak Dictionaries

再び、MacとiOS端末を再起動すれば、ユーザ辞書が同期されます。

雑記

めっちゃ長くなりました。
OSをクリーンインストールする機会は、そんなに頻繁に無いですが、今回立て続けにMacの修理のためクリーンインストールしたので、忘れがちなことなどのメモを作成しました。