iOSの通知センターのウィジェットは、今まであまり活用していませんでしたが、ワークフローを色々と登録してみて便利さにやっと気が付きました :)
というのも、Workflow以外にランチャー系のLaunch Center Pro(LCP)を使っていて、動作によってLCPから実行する事もあり煩雑になっていたので、自動化の処理はWorkflowに限定しLPCは削除して、iOS機能のシェアシート(Action Extension)と通知センター(Today Widget)から実行するようにまとめました。
動作の起点を少なくしたのは良かったのですが、ウィジェットにワークフローの登録数が増えると煩雑になりひと手間かかりますね。今回は、登録しているワークフローを「自動的に」まとめるワークフローのご紹介です。
※2016年9月13日のアップデート(バージョン1.5.2)で、iOS 10用にウィジェットのデザインが素敵な感じに変更になりました。以下のウィジェット画像は、iOS9のイメージになります。
iOSアプリのWorkflowについて
Workflowって何やろ?という方は、以下のApp Storeへのリンクと以前にWorkflowについて書いた記事をご参考にして頂ければ幸いです。
iOS『Workflow』の使い方とワークフロー(レシピ)のご紹介 – KEN-G.COM
まずは通知センターにワークフローを登録
※Workflowアプリのウィジェットへの登録は、通知センターを開き「編集」ボタンから可能です。またウィジェットを追加/削除したり順序を変更できます。
※ワークフローの登録は、Workflowアプリ欄の下部にある「Manage Workflows...」からになります。
クリップボード系のワークフローなどなどを登録しましたが、数が増えるとフリックして隠れている部分を表示させる必要があるので、せっかく手間を省くためのWorkflowが…本末転倒になってしまいますね。
上の画像は、スクリーンショットを撮り忘れたため数が増えるようにランダムに登録したため使用していないワークフローが混ざっています。
ワークフローを自動的にまとめる More Workflows
以前書いた記事で紹介させて頂いたワークフロー集のWorkflow directory に便利なワークフローがありました。
More Workflowというワークフローで、実行すると任意の文字が入っているワークフローを検索して自動的にリスト化してくれます!
機能面では、アクション「Choose from menu」でも同様の事ができますが、ワークフローを追加やワークフロー名を変更などするたびに編集する必要などメンテナンス性があまり良く無く手間がかかりますね。
デメリットとしては、リスト形式で選択するアクションが増えるのと、登録してあるワークフローを検索して表示するアクションが入りますので、ほんの一瞬だけタイムラグが発生します。
タイムラグは、iOS端末の処理能力とワークフローの登録数に依存するかと思いますので、最新機種なら全く気にならないかもです。
ダウンロードは以下のリンク先から可能です。
Workflow directory 紹介ページ- More Workflows
Workflow.is - More Workflow (アクションの組み合わせの確認が可能です)
More Workflowsの簡単な解説
「Get My Workflows」で登録しているワークフローを取得し、「Get Text from Input」でワークフロー名をテキストで取得。
「If」で任意の文字がある場合と条件を付けて、「Repeat with Each」で任意の文字列を検索。
検索結果を「Choose from List」でリスト形式に出力し、ワークフローを実行という流れです。
条件を変更してワークフローのまとめを複数個作成
アクション「if」のvalueの文字列を変えれば、他の条件を設定してワークフローを何個も作成できるので、今回のウィジェット(Today Widget)だけでなく、シェアシート(Action Extensio)などのワークフローをまとめるにも便利ですね。
雑記
More Workflowsは、ワークフローを「Choose from List」でまとめている、ウィジェットのワークフローが増えて困ってる方には便利なワークフローかと思います!
上記のスクリーンショットで写っているランチャーは、Launcher(App Storeが開きます)です。
アプリ切り替えでホームボタン(←かなり反応が悪くなった)をクリックしないで、通知センターを出してそこからアプリを切り替える用途に使っています。