「Matrix」を見てきた。(1999/9/12)
この手のものは、SFには珍しくない。有名な所では、シュワルツネッガーの「トータルリコール」 非サイバー映画だが、マイケル・ダグラスの「ゲーム」など。お勧めはレンタルのみの「DarkCity」だ。
「Matrix」の違いはブルース・リー、ジョン・ウー、ブレードランナー、攻殻機動隊、、、など
すべてがぶち込まれた作品だ。「スターウォーズ」はCGの進歩、未来を見せてくれる作品だが逆に「Matrix」は、現在のCGのレベルの、よい意味での眼界を見せてくれる(いかに面白く)。
ダグラス・R・ホフスタッフは「ゲーテル、エッシャー、バッハ/不思議の国の環」でこう言っている。「システムの内部に生活している人々はシステムの存在自体を知覚することができない」
「Marix」系のサイトや掲示板を見ていると、どこかに真の現実があればいいなと思っている人の数に驚かされる。時代は、ますますサディスティック的になりつつあるのかも。