2018年1月21日 eqMac2の情報を追加しました。Macの内蔵スピーカーでもiTunesやSpotifyなどはアプリ内にイコライザーがあるので、ある程度調整が可能ですが、SafariでYouTubeを見る場合やNetflixやHuluなど動画配信サービスを観る場合などは、イコライザーで調整が出来ないので音がペラペラになってしまいます。
2018/01/21:Bongiovi DPSが有料化したので、無料(ドネーションウェア)の「eqMac2」の情報を追加しました。
余りにもペラペラなので、BluetoothスピーカーやUSB DACなど接続すれば良いのですが、そこまでする必要は無いけど少し良い音で聴きたいなと感じたので、色々と探してみました。
Macの内蔵スピーカーから出る全ての音を改善するアプリ Bongiovi DPS のご紹介です。※2017/04/21 追記:Bongiovi DPSは、有料アプリになりました。29.99ドルで試用期間は30日です。
Mac Bongiovi DPSの概要

公式ウェブサイトは Bongiovi DPS | Imagine Perfect Audio になります。
現時点で、Bongiovi DPSのバージョン2は期間限定で無料です。
2017/04/21 追記:有料アプリになりました。29.99ドルで試用期間は30日です。
※対応OSは、MacとWindowsです。iOSかAndroidで上記のウェブサイトに行くと別アプリが表示されるのでご注意ください。
ヘッドホン / 内蔵スピーカー / 外部スピーカーに最適化された設定のプロファイルがありますので、簡単に設定可能ですね。
内蔵スピーカーのプロファイルは、現時点(2017/02/07)で以下の通りです。
※MacBook Turboは、今販売されてるIntel Turbo Boost付きのMacBookのようです。UnibodyはRetinaになる前のモデルで採用されていた筐体です。
- 24 inch LED Cinema Display
- iMac 20
- iMac 21.5
- iMac 24
- iMac 27
- MacBook Air
- MacBook Pro 13 Unibody
- MacBook Turbo
- MacBook Unibody
- MacBook White Unibody
- MacBook
- MacBook Pro 15 Retina
- MacBook Pro 15 Unibody
- MacBook Pro 15
- MacBook Pro 17 Unibody
- MacBook Pro 17
- MacBook Pro Retina
- Mac Mini
- PowerBook G4 15
OS X El Capitan (10.11.6) にBongiovi DPSをインストールして、Spotifyを聴いてる最中にアクティビティモニター.appでメモリとCPUの使用率を見てみると、メモリ 30MB / CPU 10%といった感じです。想像していたより重くないですね :)
Bongiovi DPSのインストール方法
Bongiovi DPS | Imagine Perfect Audio にアクセスして、「GET BONGIOVI DPS FREE」ボタンをクリックしてダウンロードページへ。
「Download DPS for MacOS」ボタンをクリックしてダウンロード。Bongiovi DPS.pkg というファイルがダウンロードされますので、ダブルクリックでインストールを開始。
インストール完了後にMacの再起動の必要がありませんでしたが、システム関連ですので再起動しておいた方がベターかもです。
Bongiovi DPSの設定方法
Bongiovi DPSのアプリを立ち上げたHOME画面です。非常にシンプルですね。
DPSとOUTPUT - BUILT-INにチェックを入れていれば後はお好みの設定で。
Bongiovi DPSをインストールしたMacのプロファイルに合わせればバッチリです。
Mac起動時に自動で立ち上げたい場合は、Launch Bongiovi DPS at Loginをチェック。
以上で設定は終了です。
OS XのメニューバーからBongiovi DPSのオン/オフなどアクセスできます。青色のアイコンです。
Bongiovi DPSのアンイストール
インストール時にアプリのアンインストラーも同梱されています。
アプリケーションフォルダの「Bongiovi DPS」フォルダに Uninstaller.app です。
/Applications/Bongiovi DPS/Uninstaller.app
Macの音質調整アプリ「eqMac2」について
2018年1月21日追記
Bongiovi DPSは、古いMacBook用のプリセットがあり使いやすく良かったのですが、MacBook Proの内蔵スピーカーの音質向上に29.99ドルは少し躊躇していました。
無料(ドネーションウェア)のeqMac2を見つけて試したところ中々良かったので追記します。メニューバーに表示されるタイプのアプリで、macOS Sierra 10.12.6にインストールしました。

eqMac2の機能は、システムオーディオ、内蔵スピーカー、3.5mmラインアウトでイコライザによる音質調整が可能で、Bluetooth、USB、HDMI、AirPlayなどもサポートしています。
イコライザは、10バンドと31バンドの2種類あります。31バンドを選ぶとかなり細かい調整が可能です。
デフォルトで入っているプリセットは、「Show Default Presets」をチェックすると表示されます。
SpotifyやNetflix, Huluなどで、少し使っていますが、Macの動きが遅くなったり音が途切れるといった現象はありません。メモリ使用量は25MBほど、CPU使用率は3%程です。
ダウンロードは、Bitgapp | eqMac2で、GitHubではソースが公開されています。nodeful/eqMac2 - System-wide Audio Equalizer for the Mac
Macの内蔵スピーカーの音質をアプリで改善についての雑記
スピーカーによって、音のディテールが聞こえない(聴覚の老化かな)事があるので曲の印象がガラッと変わるのもありますね。ある程度はシッカリした音質で聴きたいものです。ちなみにイヤホンは、Ultimate Ears TRIPLE.FI 10 (10プロ/生産終了)、音響システムは、BoseのCompanion 5を使ってます。
今回は無料でシンプルなアプリを探していたのですが、有料では、Hear やBoom 2 辺りが本格的でポピュラーなのかなと思います。
余談ですが、10年前くらいにiTunesの音質改善で「Perfect iTunes Equalizer Settings」が話題になりましたね。単なるイコライザーで調整したものですが当時はビックリしたものです(笑)