レンタルサーバー「カラフルボックス」へ移転した感想や設定など

2019年1月14日 記事を更新しました。2018年11月にレンタルサーバーを「カラフルボックス」へ移転しました。結果として移転して良かったです。設定や気になる部分なども書いています。移転した経緯は、2015年3月からネットオウルのファイアバードを使っていましたが、新サービス(スターサーバー)との統合が最初のアナウンスから1年経過しても進展が無いためです。

カラフルボックス ( ‎ColorfulBox ) について

レンタルサーバー ColorfulBox(カラフルボックス)
レンタルサーバー ColorfulBox(カラフルボックス)

株式会社カラフルラボが 2018年7月26日から提供しているレンタルサーバー。

ITサービスを提供する株式会社カラフルラボ(大阪市西区、代表取締役社長 杉原恵美子)は、クラウドのスケールする柔軟性とレンタルサーバーの簡単な操作性を両立したクラウド型高速レンタルサーバー「カラフルボックス」を2018年7月26日(木)から提供開始しました。引用元「クラウド型レンタルサーバー「カラフルボックス」提供開始 | 株式会社カラフルラボ

カラフルボックス ( ‎ColorfulBox ) の公式ウェブサイトや Twitter のリンク URL は以下になります。

カラフルボックスのサービスの特徴

2018年11月23日現在の情報です。

30日の試用期間があります。
契約プランは、8 種類 ( BOX 1 〜 8 ) あり、月額の最安値は BOX 1 を 36 ヶ月契約の場合で月額 480 円 となっています。
契約期間は、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月の6種類あり、1ヶ月のみ初期費用が 2000円になります。

私は、6ヶ月契約で月額 640 円の BOX 1( UU 数の目安は 1日5000人)を契約しました。プラン変更は、アップグレードだけでなくダウングレードも可能で、変更した際の差額は日割り計算で請求もしくは返金されます。

カラフルボックスを選んだポイントは、以下になります。

  • LiteSpeed サーバー
  • QUIC 対応 (Google Chrome のみ)
  • サーバーのリージョン選択(東京/大阪)
  • 過去14日分の自動バックアップ(別リージョンに保存)
  • マルウェア検知とWAF, IPS, IDSに対応
  • 月額プランは自由に変更可能
  • ライブチャット
  • ドメイン, DB, メアド作成無制限
  • サイト管理の cPanel

2018年7月26日からサービス開始と 4 ヶ月程しか実績がない状態ですが、あまり他のレンタルサーバーでは導入していない機能を導入しているので、契約することにしました。

同じように LiteSpeed サーバー と cPanel の組み合わせのレンタルサーバーは、MixHost、JETBOY があります。どちらも試用したことがあり、使い勝手はほぼ同じですが、MixHost は、安いプランで 6ヶ月契約 1,180 円で予算オーバーかつ、機能が少し少ないです。JETBOY は月額 380 円のプランがありますが、色々と制限があり、月額プランをダウングレードできないため、総合的に考えてカラフルボックスに決定しました。

サーバーの速度(体感)について

LiteSpeedサーバー
LiteSpeedサーバー

カラフルボックスのサーバーは、LiteSpeed サーバー(LiteSpeed Web Server)になります。
2003年にリリースされたウェブサーバーのソフトウェアで、Usage of web servers for websites によると「Apache」「Nginx」「Microsoft IIS」に次ぐ人気のあるサーバーソフトウェアとなっています。

LiteSpeed 公式ウェブサイトでは、LiteSpeed サーバー、Nginx、Apache のウェブサーバーで WordPress を動かした際の ベンチマークを公開 しています。複数の環境での検証は難しいので、参考になりますね。かなり速いです!

私の場合、旧サーバー(ファイアバード)は、HTTP/2 非対応、SSD 非搭載のレガシーな感じのサーバーでしたので、カラフルボックスに移転後、公開しているウェブサイトはもちろん、WordPressの管理画面も動作が機敏になりました。

また、同じ時期に比較対象で HTTP/2 対応、SSD の同価格帯のレンタルサーバーを2つ試用しましたが、サーバーのレスポンスはカラフルボックスが速かったです。厳密には検証はしていませんが、WordPress にテーマユニットテストデータを読み込ませて、Google PageSpeed Insights の応答速度や GTmetrix などで何度かテストしてみました。

WordPress プラグイン LiteSpeed Cache について

LiteSpeed Cache プラグイン
LiteSpeed Cache プラグイン

ノーマルな状態だと変わりませんが、WordPress にキャッシュ機能やウェブサイトの最適化機能などを追加する LiteSpeed 公式プラグインの「LiteSpeed Cache」をインストールすると、個人的な感想ですが体感でブラウザでの表示速度が速くなったと感じられました。

一度キャッシュ機能があるプラグインを導入した時は、かなり不具合が出て調整できずにアンインストールしましたが、LiteSpeed Cache は開発元が同じなので安定していて、親和性は高いです。アップデートも頻繁です。

キャッシュ以外に、CSS, HTML, Javascript の圧縮、CSSを非同期ロード、クリティカル CSSの作成などウェブサイトを最適化する機能があるので、対策をまだ実施してないウェブサイトだと Google の PageSpeed Insights、GTmetrix、Pingdom などのサービスで、スコアを向上させることができると思います。また、LiteSpeed サーバーがデフォルトで、コンテンツの圧縮 ( Brotli ) をしてくれるので、コンテンツを圧縮する為の .htaccess への記述が不要になります。

セキュリティについて

カラフルボックス cPanel セキュリティ
カラフルボックス cPanel セキュリティ

カラフルボックスの管理画面( cPanel )を見ると、Imunify360 と Mod Security が導入されています。IDS(不正侵入検知システム)、IPS(不正侵入防御)、WAF(ファイアウォール)対応で、マルウェア・改ざん検知、改ざん事前防止する機能もあり充実していますね。

ただし、WordPress 向けのセキュリティ設定(国外 IP アドレスからコメントや XML-RPC への接続を制限など)の機能は無いため、プラグインで対応する必要があります。

国外 IP アドレスからの接続を制限は、コメントや XML-RPC へのスパム対策として、かなり効いていたようで、Akismet を見るとブロックした数が激増しました。
数が増えると、すり抜けてくるスパムも出てくるので、対策として、国外 IP アドレスからの接続を制限するために、WordPress プラグインの IP Geo Block を導入しました。

バックアップについて

過去14日分 自動バックアップ
JetBackup ファイルやフォルダーを指定してダウンロードや復元も可能

バックアップは、2種類あります。
任意のタイミングで、完全バップアップ / 部分バックアップ(データベースや電子メールなど)が可能です。
加えて、JetBackup で自動で過去 14 日分のデータを別リージョンにバックアップすることが可能です。サーバーのリージョンを東日本にしている方は、バックアップデータは、西日本に置かれます。バックアップのデータからファイルやフォルダーを複数指定してダウンロードや復元も可能です。

カラフルボックスに移転する前は、バックアップのために WordPress プラグインの「BackWPUp」を使っていました。同じサーバー内にバックアップしてもあまり意味ないので、Dropbox へ保存していましたが、画像ファイルなどを含むとエラーが発生するので、データベースのみバックアップしていました。

現在は、BackWPUp を削除して、カラフルボックスの機能でバックアップしています。ウェブサイト全体を自動でバックアップできるので、安心して運営できますね。

サポートについて

カラフルボックス サポート
カラフルボックス 会員ページからの問い合わせ

電話(Box 7、8 契約のみ)、会員ページからの問い合わせ、ライブチャット(平日9:30 – 17:30)となります。
私が契約したのは BOX 1 なので、フォームとライブチャットのサポートになります。
ライブチャットは、待ち時間なく直ぐにつながりました。会員ページからの問い合わせをする際に優先度を「高い、中、低い」と選択できます。

「中」で何度か問い合わせをしましたが、営業時間外の17:30以降に問い合わせした場合は、翌日中には返答がありました。質問内容により時間がかかるケースがあると思いますが、レスポンスは早いかと思います。

問い合わせ以外にも、独自ドメインの設定やサーバーの仕様、cPanel の使い方など マニュアル が整理され充実していて、殆どのことは上記のマニュアルで解決するかと思います。

マニュアルのカテゴリーは、「スタートアップ」「お申込み・お支払い」「サイト設定(cPanelの使い方」「ドメイン設定」「サーバー仕様」となっていて、独自ドメインの設定方法無料独自SSLのご利用方法 といった具体的な項目があります。

サーバーの安定性について

pingdomのレポート
pingdomのレポート

上記画像の赤色のラインは、downtime (サーバーにアクセス出来なかった時間)ですが、cPanel の AutoSSL を使い手動で、SSL証明書の変更をした為、9分程アクセスできない時間帯が発生しました。

Pingdom というウェブサイトの監視サービスを利用していて、1分おきにサーバーを監視。サーバーが落ちている場合にメールが届くようになっています。

まだカラフルボックスに移転して、そろそろ 2ヶ月ほどですが、SSL証明書の変更以外で Pingdom から一度もサーバーが落ちているという連絡は来ていません。

カラフルボックスに移転してみた感想と雑記

カラフルボックス へサーバーを移転して良かったです。

LiteSpeed サーバー と WordPress プラグイン LiteSpeed Cache の組み合わせはもちろん、ウェブサイトの管理画面の cPanel の UI は、最初慣れませんでしたが、機能豊富でなかなか便利です。その反面、設定できる項目が多い為、使いづらい印象を受けるかもしれません。
料金面では、旧サーバーが月額 600 円だったのを考えるとかなり満足です。

10%オフのプロモーションコード(クーポンコード)

現在、期間限定の 10% OFF キャンペーン中です。

30日間無料トライアルを申し込みをして、2019年6月30日までに本契約した場合に限り、初回の請求金額から 10% 割引になります。

サーバーのスペックが高いプランや 12ヶ月契約など長期プランの場合は、かなりお得になりますね。
割引を受けるには、以下のプロモーションコード(クーポンコード)が必要です。

無料トライアルから本契約する際、支払い方法を選択する場面で「プロモーションコード」を入力する項目がありますので、プロモーションコード適応後に割引されているか、必ずご確認ください。

  • 次回更新以降は通常料金になります。
  • 他のプロモーションコード(クーポンコード)との併用はできません。
  • 更新やプラン変更等、既に契約済のサービスにはご利用できません。
  • アカウント毎に1回限り有効です。

次の項目からは、カラフルボックスのサーバーを利用していて、気になった部分や各種設定などの覚書になります。随時追加していきます。

サーバーやプラグインの設定、注意事項など

LiteSpeed Cache (v2.8) の URLクエリパラメータの扱いについて

クエリ文字列を削除「オフ」CSS HTTP/2 プッシュ「オン」した場合
クエリ文字列を削除「オフ」CSS HTTP/2 プッシュ「オン」した場合

CSS や JS ファイルを変更した際に Web ブラウザのキャッシュがクリアされるように ?ver=1.2 と URL の末尾にパラメーターをつけていたのですが、いつの間にかパラメーターが削除されていました。

クエリ文字列関連の設定は、何箇所かあり色々とテストしましたが、LiteSpeed Cache の設定にある 6) チューニングクエリ文字列を削除 の項目が原因で、「オフ」にする事で解決しました(もしかしたら設定を変更していたのかも)…。

解決したと思っていましたが、Gtmetrix の結果(上記の画像)を見ると、クエリ文字列を削除 を「オフ」にして、URLにパラメーターがついている状態で、5) 最適化 にある CSS HTTP/2 プッシュJS HTTP/2 プッシュ を「オン」にしていると、二重に読み込む状態になります。
CSS や JS のURLにパラメーターを付与されている方は、ご注意ください。

LiteSpeed Cache 側で、CSS や JS を HTTP/2 プッシュできるのは、パラメーターなしのURLという事ですね。CSS はそれ程変更する機会がないので、URLにパラメーターをつけないで、HTTP/2 プッシュを「オン」で行こうと思いますが、今後改善して欲しい点ですね。

Gzip 圧縮 – Web サイトの最適化 (cPanel)

cPanel Web サイトの最適化
cPanel Web サイトの最適化

.htaccess に コンテンツを Gzip 圧縮するための設定(※1)を書いていたのですが、せっかくなので Web サイトの最適化 の機能を利用しようと思い、設定を変更したり Gzip 圧縮チェックなど色々と検証しましたが、どうやら .htaccess の記載は不要で、「Web サイトの最適化」の設定も不要という結論になりました。
※1 劇的にウェブサーバーの応答が速くなる訳ではありませんが、Google PageSpeed Insights、GTmetrix などでスコアが少しアップします。

litespeed_wiki:cache:common:gzip-brotli-automatic-conversion [LiteSpeed Wiki] によると、デフォルトで LiteSpeed サーバーが、自動で Brotli 圧縮(もしくは Gzip 圧縮)するようですね。
Brotli 圧縮の場合は、ウェブブラウザのデベロッパーツールのレスポンスヘッダは、Accept-Encoding: br になります。

Brotli 対応のウェブブラウザは、Brotli | ウィキペディア によると Google Chrome 49〜、Microsoft Edge バージョン15〜、Firefox 44〜、Opera 36〜、Safari 11〜となっています。

ということで、Web サイトの最適化 での設定は、デフォルトの「コンテンツの圧縮 無効」のままで OK です。
また、cPanel の「MultiPHP INI Editor」で、zlib.output_compression をオンにする必要もありません。
.htaccess がスッキリしてよかったです!

Git (バージョン管理システム) について

Mac はデフォルトで、Git がインストールされているので、Git クライアントの Sourcetree で、WordPress のテーマ ( UnderStrap を使っています)、記事、自作のソースコードなどの変更履歴を管理しています。

Git(ギット)は、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムである。引用元「Git – Wikipedia

カラフルボックスのウェブサーバーに SSH でアクセスして、確認したところ Git ( version 2.19.1 ) がインストールされていました。※ cPanel の詳細にある「Terminal」でも以下のコマンドを打てば確認可能です。

git --version

まだ、実際に試していませんが、Git が使えるのは良いですね。
iPad や iPhone など Mac 以外の環境で記事を変更した際の煩雑さが解消できそうです。

追記:Git を利用したバージョン管理のウェブサービスである「GitHub」の無料アカウントでは、ソースコードを非公開(プライベートレポジトリ)にすることができず、非公開にするには月額7ドル以上の有料ユーザーのみの機能でした。(ブログの記事を公開にするのは躊躇してしまいます)
2019年1月7日より、無料アカウントでもプライベートレポジトリを無制限で利用できるようになったので、ウェブサーバー上で Git 管理するメリットはあまり無いかもしれません。

SSH を設定してファイルをアップロード ( SFTP )

2018年12月13日 追記:FTP 接続の不安定さは、セキュリティ対策で導入されている imunify360 によるもので、セキュリティ設定をチューニングしたとのことです。
現在は、FTP (FTPS) 接続でも特に問題ない状況です。

FTP (FTPS) 接続が不安定で、ファイル数が増えるとタイムアウトしたり、アップロードやダウンロードの速度が低下する現象がありました。
SSH (SFTP) で接続した所、不安定さも改善して速度もアップしたので、覚書をかねて手順をメモします。環境は、Mac です。

まずは、cPanel のセキュリティにある「SSH アクセス」で SSH キーを作成する必要があります。
SSH キーを作成後、秘密キーをダウンロード。なぜか id_rsa.dms と拡張子が付いているので、以下のように拡張子を削除します。

id_rsa

id_rsa ファイルを 以下の .ssh ディレクトリ配下に配置します。無い場合は新規作成します。
パーミッションは、id_rsa ファイルは、600 で、.ssh フォルダーは 700 です。

~/.ssh

パスフレーズの入力を省くために、以下のコマンドで ssh-agent に登録します。
まずは、ssh-agent を起動させるコマンドを実行します。

ssh-agent bash

次に、ssh-agent に秘密キーを登録します。

ssh-add ~/.ssh/id_rsa

パスフレーズを聞いてくるので、秘密キーを作成した際のパスワードを入力すれば登録完了です。

以上で SSH の設定は終了です。
FTP アプリでアクセスするには、プロトコルを SFTP にすれば OK です。
※ Mac を再起動した場合は、登録が解除されるので、再度 ssh-add ~/.ssh/id_rsa を実行する必要があります。

あまり必要ないかもですが、ターミナル.app で、サーバーにアクセスする場合は、以下のコマンドを実行します。※ cPanel の詳細カテゴリーにある「 Terminal 」からでも同じ事が可能です。

ssh 現在のユーザー@プライマリドメイン -p 22

現在のユーザー、プライマリドメインは、cPanel に表示されている「一般情報」の情報です。アクセスすると、パスフレーズを聞いてくるので、秘密キーを作成した際のパスワードを入力。※ ssh-agent に登録済みの場合は入力は不要です。終了するには、logout と入力すれば切断されます。

最後に

この記事の途中にも記載しましたが、カラフルボックスの 10% OFF キャンペーンのプロモーションコード(クーポンコード)です。実施期間や条件などは、このページの こちら をご覧ください。

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