MacBook ProのハードディスクをSSDに交換 Crucial MX300 525GB

2018年12月23日情報をアップデート。今回内蔵ストレージをSSDに交換したMacBook Proのモデルは、旧型のMacBook Pro 15インチ 2011 Early(ユニボディ)です。

液晶はRetinaではなく、外部ストレージ接続はUSB2.0(Thunderboltありですが…)、AirDropやユニバーサルクリップボードは使えないBluetooth2.1とmacOSの最新機能が使えない5年以上経ったモデルですが、愛着ある製品はできる限り使い続けたいものですね。

MacBook ProのSSD交換で延命と高速化

MacBook Pro 15 Early 2011 は、DVDとトラックパッドが故障しかけでしたが、Appleのビデオ問題リペアプログラムの対象モデルでしたので、Appleに修理依頼。
色々とありましたが、上記のパーツが新品に交換され、内部のファンなど綺麗に清掃され戻ってきました!
※ 詳細を記事にしています。 MacBook Pro 15 Early 2011(ビデオ問題)がAppleから戻ってきました
という事で、愛着もあり色々とリフレッシュされたので奮発してSSDに交換してみることに。

今回SSDに交換したMacBook Pro (15-inch, Early 2011) については、Appleの Apple MacBook Pro (15-inch, Early 2011) – 技術仕様 に情報があります。

オプションで以下のパーツにアップグレードしています。

  • 750GB (5,400rpm) ハードドライブ
  • 8GBの1,333MHz DDR3 SDRAMメモリ
  • 1,680×1,050高解像度非光沢ディスプレイ
  • 2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(8MB 共有三次キャッシュ)
  • AMD Radeon HD 6750Mグラフィックプロセッサ、1GB GDDR5メモリ

ハードディスクが足を引っ張りますが、GeekbenchのCPUスコアを見る限り、MacBook Airなら2017年モデル、iMacなら2012年モデル辺りと同じ感じです。
とはいえ、handoffとか色々と対応していない機能が出てきて、ついに macOS Mojave では Metal対応機種のみになりましたので、対応機種から外れてしまいました。

SSDに交換後のパフォーマンス

MacBook Pro 15 Early 2011 Crucial MX300 525GB
MacBook Pro 15 Early 2011 Crucial MX300 525GB

計測したアプリは、Blackmagic Disk Speed Test (Mac APP Store) で、SDD交換後にEl Capitanをクリーンインストール。アプリやデータを移行し普段使える環境に整えた後に計測した数値です。

メーカーの公称値は「最大530MB/秒で読み込み、510MB/秒で書き込み(750GBモデルの場合)」ですので、良い数値かなと思います。

※SSDに交換前にハードディスクでも計測しましたが、比較対象に重要なスクリーンショット画像は見当たらず削除してしまったようです…。ハードディスクは、MacBook Pro購入時から使用しているもので、Write/Read共に「100」を切る数値でした。

SSDに交換後は、MacBook Proの起動時間が20秒ほど、ほとんどのアプリがほぼ1バウンド(Dock)で起動するようになってビックリです!

2018年12月23日追記

SSD に交換して 2年と少し経ちますがトラブルなく動作しています。

この記事を書いた時はの OS は、El Capitan でしたが、Sierra → High Sierra とアップグレードしています。
同様に Blackmagic Disk Speed Test で計測した結果は、以下になります。※ 計測した結果のキャプチャは、Sierra から macOS High Sierra (10.13.6) にアップグレード の記事に掲載しています。

macOS High Sierra (10.13.6)
書込み速度 451.7 MB/s 読み込み速度 420.3 MB/s

macOS Sierra (10.12.6)
書込み速度 400.8 MB/s 読み込み速度 414.3 MB/s

MacBook Pro用に購入したSSD

私の使い方ではSSDの容量が256GBでは少ないので、480GB以上のもの。
PCのパーツについては詳しくないですが、SSDのメーカーは何となく、サムスン、Transcend、Crucial辺りかなと思い色々と調べてみて、以下の3商品に絞り込みました。

悩みましたが、Crucial 内蔵SSD 2.5インチ MX300 525GB (3D TLC NAND, SATA 6Gbps, 3年保証) CT525MX300SSD1(※1)に決定しました。

選んだポイントは、価格と容量のバランスと3D NAND搭載で最新モデルという点です。
Crucial MX300は、他社の480GBの値段で525GBの容量が手に入るので、コストパフォーマンスは良いですね。購入時の価格は、13,523円でした。※2016年9月時点での比較ですので価格は変動しているかと思います。

(※1)新しいモデルは、Crucial SSD 500GB 7mm / 2.5インチ MX500シリーズ SATA3.0 9.5mmアダプター付 CT500MX500SSD1/JP になり、容量が 525GB → 500GB、保証は 3年 → 5年に変更されています。2018年12月23日現在、値段は、8,618円となっています。

MacBook ProのSSD交換に必要な道具

MacBook ProのSSD交換の際に購入したもの
MacBook ProのSSD交換の際に購入したもの

MacBook Proの裏蓋を外すのに精密ドライバー(サイズはプラス00)、ハードディスクをSSDに交換する際に星形のトルクスドライバー(サイズはT6)が必要です。
上記2点以外にも、取り外したハードディスクを活用する場合は、外付けハードディスクケースも。
Amazonで以下の商品を購入しました。

ネジが小さく、ネジ頭がつぶれ(なめる)やすいので、精密ドライバーの方は良いものをお勧めします。
上記のTranscend StoreJetの外付けハードディスクケースは、TimeMachine用にAirMacにUSB接続して使用しています。アルミニウム製で質感がよく放熱効果も期待できそう&自動スリープでおすすめです。

今回SSDに交換する際にかかった費用(2016年9月時点)は、SSD本体13,523円、プラス00ドライバー198円、T6トルクスドライバー334円、2.5インチ用外付けHDDケース1,463円になり、合計は 15,518円です。

ハードディスクをSSDに交換する為の手順

内蔵ハードディスクが壊れた経験がなく、初めての交換作業で不安を感じていましたが、動画を参考に挑戦しました。

写真ではSSD交換の作業の流れが断片的ですが、動画だと作業をしている様子が分かり易いです。
※実際のSSD交換は、開始から50秒辺りなので、50秒から始まるように指定しています。

参考までに、以下はSSDの交換手順です。

SSD交換の事前準備(データのバックアップと静電気)

SSDにデータを移行するために、必要なデータを個別バックアップまたはTimeMachineでバックアップを作成。

iTunesでのコンピュータの認証、Adobe製品のライセンスなどライセンス認証関連は、制限台数を超えた場合など色々と手間がかかりますので、忘れずに解除を!

MacBook Proの裏蓋を触るので、静電気が逃げているような気がしますが念のため。
手洗いや金属質のものに触れる。カーペットの上での作業は避けるetc。

1. MacBook Proの裏蓋のネジを外す

ネジの長さが2種類ありますので、取り外したネジは並べておきました。
また、ネジ穴をなめ易いので、ネジを開け締めする際は、軽い力でネジ穴に対して垂直に慎重に行う必要があります。※ネジは少し斜めに入っています。

2. MacBook Proの裏蓋を外す

液晶のヒンジ部分からパカっと外す。少し外れにくいかもです。

3. ハードディスクを固定しているネジを外す

ハードディスク上部にネジが2箇所あり、ネジを外すとハードディスクを固定している黒いプラスチックも外れます。

4. ハードディスクを持ち上げる

ハードディスクに接続されているケーブルを外すため、ハードディスクについている透明のテープを引っ張り、少し浮かしてずらします。ケーブルを引っ張り過ぎないように。

5. ハードディスクを外す

上記4の状態で、ハードディスクに接続されているケーブルを外します。

6. ハードディスクについてる固定用ネジと透明テープを外す

上記5で外したハードディスクについている固定用ネジを外します。
透明のテープは糊付けされているので、ピッと剥がしSSDに貼り直します。

7. SSDに固定用ネジと透明テープを付ける

SSDに固定用ネジと透明テープを取り付けます。

8. SSDをMacBook Proに取り付ける

上記の状態のSSDにケーブルを取り付けて、SSDを上記の 3 で取り外した黒いプラスチックで抑えて、ネジ2つで固定します。

9. MacBook Proの裏蓋をはめてネジ止め

ネジ穴をなめ易いので、ネジの締め過ぎに注意です!

以上でSSDの交換は終了です。
MacBook Pro起動時に「Optionキー」を押し、El Capitanのインストーラーが入っているSDカードから起動しディスクユーティリティでSSDを初期化。その後TimeMachineから復元もしくはmacOSをクリーンインストールで終了です!

OS X(El Capitan)のクリーンインストールの方法は、別の記事 El Capitan のクリーンインストールの方法と備忘録 にまとめています。「SDカードをインストールディスクにする方法」はおすすめです。

サードパーティ製SSDの場合はTRIMをオンに

TRIMは、SSDのパフォーマンスの低下を防ぐ機能のことで、SSDを標準で搭載しているMacBook Proでは、TRIMはデフォルトで有効になっているようです。
ターミナル.appからTRIMの確認、有効化、無効化をするコマンドは以下になります。

TRIMが有効か無効になっているのかを確認

TRIMが有効になっている場合は、「TRIM Support: Yes」と表示されます。

system_profiler SPSerialATADataType | grep 'TRIM'

※ High Sierra にアップグレードした後に、TRIM が無効になっていました。
ファイルフォーマットが「APFS」に変更された為かもしれないので、High Sierra へアップグレードされた方は、一度ご確認を。

TRIMを有効にする

今回は旧型MacBook Proですので、TRIMを有効にする必要があります。

sudo trimforce enable

ターミナル.appから上記を実行します。
実行後以下の画像のようにパスワードを入力後、注意書きが表示され「y」を入力するとTRIMが有効になります。時間がかかります。

OS X (El Capitan) SSD TRIM有効化
OS X (El Capitan) SSD TRIM有効化

TRIMを無効にする

参考までに、TRIMを無効にするには、以下のコマンドになります。

sudo trimforce disable

最後に

SSDに交換したことで、旧型のMacBook Proが爆速になり非常に満足しています :)

2009年モデルのMacBook Pro 15のメモリを16GBにした事がありますが、私の使い方では体感はほぼ変わら無かったので、今回はSSDの交換のみにしました。ちなみにMacBook Pro 15 Early 2011用のメモリは、シリコンパワー 204Pin SO-DIMM DDR3-1333 PC3-10600 8GB×2枚組 SP016GBSTU133N22です。

MacBook Pro (15インチ Early 2011)は、ビデオ問題がある機種で、オブソリート製品(製造中止から7年以上)にもなりAppleのサポート対象外になりましたが、まだまだ現役で使っていこうと思います。

MOST READ 昨日のアクセス数ランキング

コメントをどうぞ

コメントは確認後に反映されます。
コメント内容、名前(ニックネーム可)、メールアドレスの項目は必須となります。メールアドレスは公開されません。