四国八十八ヶ所巡礼 自転車でお遍路 (準備編)

2016年3月1日

数年前に四国八十八ヶ所(四国巡礼、お遍路)を結願しました。回ったスケジュールとルートは、2009年5月に徳島県、2010年6月に香川県(逆打ち)、2011年12月に高知県、2012年4月に愛媛県になります。
(´-`).。oO(いつの話やねん)

回想になりますが、今回はまず自転車と装備関連を書いていきたいと思います。※写真はiPhone 3GSもしくは4で撮影しましたので余り綺麗ではありません。

私のお遍路のまわり方

移動手段は自転車で、野宿はせずにホテルや遍路宿に泊まりました。
1度で全てをまわる「通し打ち」では無く、複数回に分けてまわる「区切り打ち」で、更に県ごとに分けてまわったので「一国参り」になります。
一国参りの際には電車を使った輪行で移動していました。

お遍路 風景

お遍路の風景

かなりの方向音痴ですが、GoogleMapをメインに。次の札所への進行方向を確認しながら進むイメージです。地図、お経、手帳を当初は持参していましたが、iPhoneで完結するようになりました。

徳島市内の自転車店やアウトドアショップ

4回とも徳島駅前の宿からスタートしましたので、出発前日やまわり終わった際にお世話になったお店です。

ナカニシサイクル 徳島県徳島市徳島本町1-6
徳島駅前からは一番近い自転車のプロショップです。2度お世話になりました!

スポーツデポ 徳島藍住店 徳島県 板野郡藍住町 住吉字千鳥ヶ浜87-2
徳島駅前から第1番 霊山寺へ向かう途中にあります。ブレーキとチェーンの交換などがっつりメンテナンスをして頂きました。隣にホームセンター コーナンがあります。

ゆめタウン徳島 徳島県板野郡 藍住町奥野東中須88-1
モンベルでインナーなどを購入。ユニクロもあります。この付近にヤマダ電機や上記のスポーツデポがありますので買い物をされる際には便利です。

お遍路情報

お遍路用品は、第1番の霊山寺で揃えることができます。また、お遍路の基礎知識、各県の霊場などの情報は四国八十八ヶ所霊場会 公式ホームページにまとまって掲載されています。

お遍路をまわった自転車

自転車はマウンテンバイク(MTB)で、購入時のパーツはフレームのみで全て買い替えをしています。

最初のお遍路でのマウンテンバイク(2009年5月 徳島県)

右端に写っている白いのは、バックパック(お遍路仕様)です。当時は週末にサイクリングをしていましたので、気軽に考えてバックパックで挑むという大変な間違いを起こしました。標高938mの焼山寺にアタックした際は、暑さと延々と続く坂道に加え肩への負荷が想像以上で意識がほぼ無い状態に。The Pedaling Deadですね😁

自転車 お遍路仕様 徳島県

徳島県をまわった時の自転車の装備

2度目のお遍路でのマウンテンバイク(2010年6月 香川県)

バックパックの負荷が凄いので、荷台をつけてゴムひもでバックパックを括り付けるという適当さです(笑)ゴムひもが緩んで大変なことに。また、トップチューブに巻いている輪行バッグが凄い邪魔でした。

自転車 お遍路仕様 香川県

香川県をまわった時の自転車の装備

高知県と愛媛県でのマウンテンバイク(2011年12月高知県、2012年4月愛媛県)

やっと高知県のお遍路で最終形態に。ハンドルにiPhone固定用のケース。荷台とトランクバッグはセット商品で、ワンタッチで外れるため非常に便利でした。リアに荷物が集中し過ぎて坂道を登る時やカーブなどでバランスが悪く感じたので、フロント部分には少し荷物を入れたヒップバッグをハンドルに取り付けたのとドイターの軽いバックパックを背負って荷物を分散しました。
4月の愛媛県では、12月に比べ荷物が少なくなったためバックパックは持って行っていません。

自転車 お遍路仕様 高知県 愛媛県

高知県、愛媛県をまわった時の自転車の装備

四国での輪行

徳島駅前の宿(ここをキャンプ地とする!)を拠点に高知県と愛媛県をまわる際に電車で輪行をしました。

都内や飛行機での輪行の経験がありましたので問題はありませんでしたが、なんといっても高知県の宿毛市〜徳島市内の四国横断ルートがほぼ各駅停車のため5時間ほどかかり大変でした。(高速バスも良いかなと検討しましたが、自転車を積めるか否かは状況によるので止めました)

お遍路 輪行

輪行バックにマウンテンバイク

自転車お遍路での装備やあって良かった物

お遍路 荷物

お遍路で持参した荷物(冬はドイターのバックバックを追加)

お遍路でのサイクルウェア

お遍路さん用は、白衣の袖なしタイプのみを着用していました。機能的なものは無く薄いので単に羽織っているというイメージです。

どこにいくのもサイクルジャージにレーパンです。基本は重ね着で、「半袖下着→半袖ジャージ→長袖ジャージ→ウインドブレーカー→冬用ジャージ」です。そこから温度に応じて調整するイメージです。下半身はレーパン(夏用or冬用)です。
レーパンは数日履くことがあるかもと想定して下着は履いていました。

着替えは、宿に泊まって洗濯することを前提にしていたのでアウター以外は1枚ずつのみでした。ちなみに洗濯をしてくれる宿がありビックリ。

あって良かったサイクルウェアと小物

お遍路 サイクルウェアと小物
色々とトラブルがあった中で、おすすめできるものをピックアップしました。

メガネの紐(ストラップ)

落下することは無くなるので、暑い時期に頻繁に汗を拭いたり顔を洗ったりする際に便利です。

サイクルグローブと軍手

手袋は、落車時のケガ軽減や防寒の意味もありますが、手のひらとハンドルとの摩擦や振動の軽減のために装着したほうが疲労が軽減されます。
軍手は、チェーンが外れた時や輪行(自転車を分解・組み立てる)の際に手が汚れないので快適です。

ビンディングシューズ

専用のペダルが必要ですが、ペダルにダイレクトに力を伝えることができるのでお勧めです。シューズとペダルが固定されるので立ちゴケには注意です!
歩くことも想定したシューズを選んだので、特に支障はありませんでした。
お遍路 シューズ
上記写真のKEEN(キーン)のビンディングシューズ(KEEN SPRINGWATER, クリートはCrank Brothersです)は適度にソールも硬く、かかと周りと足の甲をカチッとホールドしてくれるので、漕ぎやすくお薦めです。

ウォーマー関連

季節の変わり目や真冬に威力を発揮。
首と口元にネックウォーマー、お腹と腰にホッカイロ、風を受ける腕に腕用のウォーマー、つま先から冷えるのでシューズ用ウォーマー。

ジップロックと圧縮袋

旅行の定番ですね。お線香は匂いがきつく他に移りやすかったので常時ジップロックに入れていました。また濡れると一大事な納経帳もジップロックに入れていました。

ポンチョ

上下に分かれているカッパだと蒸れやチェーンとの干渉が気になるため、サッと被るだけのポンチョが楽で良かったです。

財布と小銭入れ

財布はサイクルジャージの背中のポケットか自転車のトップチューブに付けている小物入れに入れていました。財布のサイズはクレジットカードがギリギリ入るもので、素材は少し硬く水を弾くものを使用していました。別途お賽銭用には100枚ほど硬貨を入れた小銭入れを用意。

iPhoneのGPSと音楽

iPhone 3GS/4の時代なので通信速度や機能面で不便な部分はありましたが、iPhone様様です。GoogleMapとマップファンで余り迷わずにまわることができました。かなりの方向音痴ですが、GoogleMapで住所を入れて大体の方向を見て進む感じで、紙の地図は結局ほぼ使用していません。
山奥などで音が無く寂しい時は、iPhoneで音楽をBGMとして流していました(※もちろんイヤホンで音楽は聴いていません)。

単三のエネループ

iPhoneのバッテリーが持たないので、単三のエネループを入れて充電できるモバイルバッテリー(SANYO eneloop USB出力付ハンディ電源)を使用していました。
これなら持っているエネループもしくはコンビニで単三電池を買って入れ替えるだけで、ずっと充電可能です。ちなみに自転車用ライトも単三電池で駆動するタイプです。

携帯灰皿

喫煙者なので携帯灰皿は肌身離さずです。紐付きで容量が多く捨てやすいABITAXのアウトドアアッシュトレイはお薦めです。

ウェス(布切れ)

自転車を拭いたりメンテナンスの際にあると便利です。

あって良かった自転車の装備

お遍路 あって良かった自転車の装備
役に立ったものをピックアップしました。

トランクバッグ

最初からトピークのMTXトランクバッグDX(12.3リットル)MTXビームラック(Eタイプ)を買っておくべきでした!
セットで購入する必要がありますが、脱着は簡単で多少の雨も弾いてくれます。※キャリアは数種類タイプがあります。キャリアー適合表

輪行袋(輪行バッグ)

電車の移動の際はもちろん、タクシーなどの車にも積めるので色々と安心です。
実際に26インチのマウンテンバイクで使用していたのは、オーストリッチのMTB輪行袋 軽量型(エンド金具付)です。

配光が良い強力な自転車用ライト

地面を明るく照らしつつも対向車に迷惑にならなず横からの視認性も高いライト。
夜間に走りやすくなるのもありますが、事故防止の為に他者に自分の位置を知らせるのが一番の安全だと思います。ハンドル下の部分を照らす配光があるライトをお勧めします。※DOSUN A250というのを使用していましたが生産中止のようです。

室戸岬までの海岸線ギリギリの道(夜に2度と走りたく無いです)を夜に走る際には非常に役立ちました!コンビニも何も無いので要注意ポイントです。

ワックスタイプの自転車用チェーンオイル

ワックスタイプは落ちやすいため、こまめな注油が必要ですが通常のオイル(ウェットやドライタイプ)と比べかなり汚れが軽減されます。使用していたのは、FINISH LINEのクライテック ワックス ルーブです。
メンテナンスや輪行袋に入れる際に汚れが少ないのでお勧めです。※宿泊する際には、自転車の盗難が心配なため建物内や部屋に入れて貰っていたので、チェーンの汚れが少ない方がベターでした。

マウンテンバイクの足まわり

チューブレスタイヤは専用のホイールが必要ですが、乗り心地や漕ぎが軽くなり耐パンク性も高いのでおすすめです。幸い一度もパンクはありませんでした。
念のためチューブレス用のパンク修理キットと一気に空気を入れることができるCO2 ボンベは持参。

小物入れ

すぐに取り出せるようにトップチューブに小物入れを取り付けていました。財布、iPhone、納め札(お接待のお礼)とボールペンなど。

チェーンカッター

落車時にリアディレイラーとチェーンの一部が歪んでしまいほぼ走行不能に。チェーンを切って繋ぎ直し何とか復活。10数キロ先のサイクルショップへ。携帯工具にチェーンカッターが付いていて良かったです。TOPEAK(トピーク)のマルチツールです。

結束バンド

自転車に乗る前に点検をするので気づいて良かったです。ステムの全面に1/3程のひび割れがあり、ハンドルがどっかに飛んでいかないように結束バンドで固定しました。効果は微妙な所ですが少し安心して乗ることができました😄

ステムのひび割れ

ステムのひび割れ

次回は…

お遍路 錦の納め札と番外札所 御厨人窟

錦の納め札と番外札所 御厨人窟


ツーリングの記事みたいになってしまいましたが、今後、徳島編、香川編、高知編、愛媛編の回想を書いていきたいと思います。また行きたいですね!